明治学院大学 ボランティア大賞の開催について
明治学院大学は2024年11月9日(土)、白金校舎にて「第5回明治学院大学ボランティア大賞」を開催します。このイベントは、ボランティア活動に積極的に取り組む学生たちの素晴らしい成果を称えるものです。本学の教育理念である「Do for Others」を具現化することを目的としており、参加学生は自らの体験や学びを発信することが求められます。
ボランティア大賞の背景
大学では、社会問題に対する意識を高め、地域や世界に貢献する人材を育成する教育が行われています。このボランティア大賞は、学生が学問だけでなく実践を通じて社会と向き合い、その成果を表彰する貴重な機会となっています。受賞者には「ボランティア大賞」として10万円が授与され、審査員特別賞や奨励賞も設けられています。
プレゼンテーションによる選考プロセス
第5回目の今回は、書類審査を通過した5名の学生が、教職員や他の学生の前でプレゼンテーションを行います。彼らは、発表を通じて自身のボランティア活動における斬新な発想や実績を披露し、他者と共に助け合おうとする意志を示します。
スケジュールと発表テーマ
当日のスケジュールは以下の通りです。
- - 9:30~11:30 プレゼンテーション
- - 11:10~11:50 感想共有および夏季能登半島地震復興支援ボランティア報告
- - 13:00~ 表彰式
発表テーマは、以下のように10分前後のプレゼンテーションで行われます。
1. 「クルドの子どもの将来のために~学習支援活動を通して~」
2. 「国際ボランティア活動への挑戦 -国内外における教育・環境・再生支援ボランティアの実践-」
3. 「タイで人身売買の危険から子どもたちを守る~支援の実践と継続と拡大~」
4. 「『生きる』を支えるボランティア」
5. 「私が見たフィリピンの貧困問題」
これらのテーマは、学生たちが真剣に取り組んできたボランティア活動の現場に基づくものであり、各発表には独自の視点が詰まっています。
明治学院大学の教育理念と未来への展望
明治学院大学は“ヘボン式ローマ字”の考案者であるヘボン博士によって設立され、キリスト教による人格教育と学問の自由を大切にしています。学びと実践を通じて社会に貢献することをやがて達成し、2024年には新しい学部を開設し、さらなる成長を目指しています。また、2028年度には箱根駅伝本戦出場を目指したプロジェクトも始動しています。
このように、明治学院大学は教育を通じて学生たちが未来に向けて力強く羽ばたくことをサポートしており、「ボランティア大賞」はその一環として重要な役割を果たしています。未来の活動がどのように展開されるのか、大変楽しみです。