瀬戸内の建築魅力
2025-07-09 18:15:21

瀬戸内の歴史と文化を今に伝える建築の魅力を探る

瀬戸内の歴史と文化を今に伝える建築の魅力を探る



2025年7月29日、株式会社トゥーヴァージンズから新たな書籍『せとうち建築海の道が紡いだ暮らしと建物』が発売される。この本は、瀬戸内海の文化と歴史が凝縮された建築物を紹介し、地域の生活と産業の繋がりを探るビジュアル探訪記である。特に岡山、広島、香川、愛媛の各地域を対象にしており、それぞれの特色や歴史が色濃く反映された建物が取り上げられている。

瀬戸内海の独自の文化



瀬戸内海は古くから交通の要所であり、人や物が行き交うことで独自の文化が育まれてきた。この地域の建物は、その背景にある歴史と人々の暮らしを物語っており、古い港町の風情や多様な風景が魅力の一つとなっている。特に、近年は「瀬戸内国際芸術祭2025」など国内外の注目を集め、観光地としての魅力を増している。

書籍の内容



本書では、岡山の旧野﨑家住宅や倉敷アイビースクエア、広島の世界平和記念聖堂など、地域に根付いた重要文化財としての建築物を取り上げている。それぞれの建物には、産業との関連性や歴史的背景も記載されており、読者は単なる情報収集だけではなく、地域の文化に深く触れることができるだろう。

取り上げられた建物の例



  • - 岡山: 旧野﨑家住宅、および近代化産業遺産の犬島製錬所
  • - 広島: 被爆地であるヒロシマに位置する世界平和記念聖堂
  • - 香川: 現在も職員が働く重要文化財の香川県庁舎
  • - 愛媛: 豪商の名建築である臥龍山荘

このような建物を通じて、読者は瀬戸内の風土や人々の営みが息づく様子を学び、感じることができる。

建築監修者の紹介



本書の監修を担当したのは、香川大学創造工学部建築・都市環境コースの准教授、釜床美也子氏。彼女は地域風土に密着した建築のあり方をテーマに研究を行い、伝統技術の継承にも力を入れている。彼女の視点が、単なる建物の紹介にとどまらず、地域や人々との繋がりを強調する内容を生み出している。

書籍の詳細



『せとうち建築海の道が紡いだ暮らしと建物』はA5判、192頁で、定価は2,420円。ISBNは978-4-910352-04-6であり、地域によって発売日が前後する可能性がある。 この書籍を手に取ることで、地元の歴史や文化、そしてそれを支える建物の重要性について深く理解できる一冊となっている。

今後、瀬戸内海の歴史や文化に興味がある方々は必見の内容が盛りだくさんで、地域の魅力を再発見する良い機会となるだろう。


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会社情報

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