EIZOが新ブランド「VisionCore」を発表
EIZO株式会社は、2025年1月21日に産業市場向けの新しいブランド「VisionCore」を立ち上げ、主に画像処理・編集に特化した二種類のソフトウェアをリリースすることを発表しました。これにより、同社の「DuraVision」シリーズを始めとするハードウェアと連携し、より効率的かつ効果的な映像利活用が可能になると期待されています。
「VisionCore」ブランドのスタート
新連携プラットフォーム「VisionCore」では、画像鮮明化ソフトウェア「VisionCore FCS」と、視聴および編集ソフトウェア「VisionCore FCS Viewer」の2つの製品を展開します。この新しいブランドの立ち上げにより、EIZOは画像処理市場へのさらなる展開を目指し、同社の第8次中期経営計画における「EIZOならではの映像技術」の実現を強化しています。
VisionCore FCSの特長
「VisionCore FCS」は、見えにくい画像や判別が困難な静止画、動画から必要な情報を補正し、EIZO独自の技術で鮮明化する画期的なソフトウェアです。その主な機能は以下の通りです:
- - 高解像度対応:4Kを含む多様な解像度のファイルに対応。
- - 多様なファイルフォーマット:H.264、MPEG2、HEVCなど様々なフォーマットの入出力が可能。
- - 高速な処理能力:GPUによる演算により、迅速な画像処理を提供。
- - 多機能なプリセット:4種類のプリセット設定値が用意されており、用途に応じて選択可能。
- - API連携:外部システムとの統合が可能になり、さらなる機能拡張が期待できます。
さらに、にぎやかな業務環境の中で作業者の負担軽減にも大いに寄与することができます。
VisionCore FCS Viewerの魅力
「VisionCore FCS Viewer」は、動画や静止画像の視聴 및 編集が可能なソフトウェアです。具体的には、以下のような機能が備わっています:
- - サムネイル表示:画像ファイルのサムネイルを一覧で確認できます。
- - 動画編集機能:編集画面上で選択した部分を鮮明化したファイルを簡単に生成。
- - 注釈機能:画像にメモやラベルを追加して、情報をわかりやすくすることができます。
この2つのソフトウェアの連携により、ユーザーはワンストップで視聴や編集を行うことができ、大幅な作業効率の向上が見込まれます。
結論
EIZOの新しい「VisionCore」ブランドは、産業市場向けに特化したソフトウェアの登場を知らせており、これにより映像処理の可能性がさらに広がることでしょう。今後の動向に注目です。
詳細については、
VisionCore FCSの製品ページをご覧ください。