認知症対応施設新規開設
2025-09-01 10:30:27

加古川市に新たにオープンする認知症対応の施設「愛の家グループホーム」

兵庫県加古川市で認知症高齢者に寄り添う新施設が誕生



2025年9月1日、兵庫県加古川市に新たな認知症対応型共同生活介護の施設、「愛の家グループホーム加古川尾上弐番館」がオープンします。この施設は、株式会社学研ホールディングスの子会社であるメディカル・ケア・サービス株式会社によって運営され、地域の高齢者に温かいケアを提供することを目指しています。

この新施設は、兵庫県内では8番目、加古川市内では2番目の「愛の家グループホーム」となります。定員は18名で、木造2階建ての快適な住環境を提供し、月額利用料金は154,900円(介護保険自己負担分を除く)。お年寄りが安心して過ごせる場所を確保し、地域に密着したサービスを展開していきます。

「愛の家グループホーム加古川尾上弐番館」の特色



この施設では、認知症を抱える利用者の方々に寄り添ったケアを提供します。認知症の方は、しばしば不確かさや不安に悩まされることがあり、新しい環境に慣れることが難しい場合があります。そのため、当施設では、介助方法や健康管理だけでなく、生活を豊かにするための日課の工夫を行い、安心して自分らしく生活できるよう支援します。

散歩、食事、対話の重要性


当グループホームでは、「散歩」「食事」「対話」を重視し、利用者が心と体の両面で充実した日々を送れるようにサポートしています。まず、散歩は認知症のある方に好影響を及ぼす活動であり、心の平穏や身体機能の向上に寄与することが研究で示されています。体を動かすことは、ストレスや不安を軽減する一助になります。

次に、食事は精神的な満足感や生活リズムの確立に役立ちます。「食べる楽しみ」を大事にし、調理に参加することで、利用者自身の成功体験を増やし、自信回復にもつながるでしょう。また、対話を通じて、利用者同士やスタッフとのコミュニケーションを深めることで、社会的つながりが維持され、生活全体が豊かになります。

メディカル・ケア・サービス株式会社の理念



メディカル・ケア・サービスは、1999年に設立され、以来、認知症ケアを専門としている企業です。「認知症を超える。」というブランドメッセージのもと、全国370以上の介護事業所を運営し、利用者がその人らしく当たり前に生活できる社会の実現を目指しています。また、日本国内だけでなく、中国を含む海外市場でも事業を展開しています。

「愛の家グループホーム加古川尾上弐番館」は、心温まるケアを通じて、地域の高齢者の生活の質を向上させ、安心して生活する場を提供することを目指しています。これからも、高齢化社会において、より多くの方が笑顔で暮らせる環境作りが期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社 学研ホールディングス
住所
東京都品川区西五反田2丁目11番8号学研本社ビル
電話番号
03-6431-1001

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