秋の新商品「#CA6022」の誕生
新たなクラフトビールのトレンドが、長野県の縄文麦酒株式会社から登場します。2025年10月10日、秋の新商品「#CA6022」が発売されることが発表されました。このビールは、秋の八ヶ岳をテーマにしており、特にイチジクの葉を用いるという新たな試みにより、多層的な香りと重厚な口当たりが特徴です。
イチジクとの出会い
このビールの開発には、北九州市でイチジクを栽培している農園との出会いが大きく影響しました。乾燥したイチジクの葉を頂き、長野では見かけることの少ないその特別な香りに驚かされた立木壮樹代表は、その独特な甘い香りがクラフトビールと相性が良いと直感しました。イチジクの葉は、実よりも香りが豊かで、漢方薬にも利用されているという新たな発見もありました。これをビール造りに活かすことで、秋の八ヶ岳に漂う豊かな香りを表現しています。
多層的な香りの表現
ビールの香りは非常に多様で、麦芽、酵母、ホップ、副原料の香りが複雑に絡み合います。「#CA6022」では、イチジクの葉の甘い香りを、カラメル化した麦芽の甘さやベルギー酵母のスパイシーな香りと融合させました。ビアスタイルにはベルジャン・デュベルを選び、アルコール度数は7%に設定されています。重厚なマウスフィールを楽しみながら、複雑な香りのハーモニーを感じることができます。
商品概要
「#CA6022」は、果実の甘い香りと深い森に迷い込んだような重厚感が醸し出される魅力的なビールです。例を挙げると、イチジクの甘さや麦芽の風味、酵母の特徴が絶妙に重なり合い、飲みごたえのある一杯に仕上がっています。詳細は以下の通りです。
- - ビアスタイル: Belgian Dubbel w/Fig (ベルジャン・デュベル・ウィズ・フィグ)
- - アルコール度: 7%
- - IBU: 25
- - 保存: 要冷蔵
- - 参考小売価格: オープン価格(330ml)
- - 数量限定の発売
縄文麦酒について
縄文麦酒株式会社は、長野県茅野市に本社を置き、かつての縄文文化が栄えた八ヶ岳の自然を背景に、ビールを通じて季節の移ろいや風景を表現することを目ざしています。「五感をめいっぱいつかって楽しむビール」をモットーに、地元の自然素材を取り入れたユニークな商品を生み出しています。詳細は公式ウェブサイト(
縄文麦酒ウェブサイト)をご覧ください。
まとめ
これまでにイチジクの葉を使ったクラフトビールは、スペインやオランダ、フランス、アメリカ、日本を含め合計6件ほど確認されていますが、「#CA6022」はその中でも特に注目の一杯です。数量限定での販売されるため、興味のある方はぜひお早めにチェックしてみてください。