高知県の教育DXを先導する「まなび」
高知県教育委員会が進めている教育デジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みが注目を集めています。この施策の柱となるのが、GIGAスクール構想に基づいて整備された「1人1台タブレット端末」です。この端末を使って、県内の全公立学校の児童生徒が自身の学びに生かすことができるための新しいプラットフォーム「高知家まなびばこ」が2024年度から利用可能になります。
このプラットフォームでは、児童生徒の教育データを最大限に活用できるよう、スタディログダッシュボードが提供されます。このツールの目玉は、児童生徒が自分の習熟度や学習履歴を把握し、その情報を基に最適な学び方を見出すことをサポートする点です。さらなる具体例を知るために、高知県教育委員会は特設サイト「データをまなびに活かそう!」を立ち上げ、まなびの姿が描かれたまんが「かなえる!かんみちゃん」も公開しました。
まんがでわかるスタディログダッシュボードの使い方
このまんがでは、スタディログダッシュボードを使用したさまざまなまなび方が描かれています。デジタルドリルと連携して学習記録を整理し、それを可視化することで、どれだけの正答率を維持しているかといった情報を簡単に参照することができます。これにより、児童生徒は学習の進捗を効率的に管理できますし、教員も指導方法の改善に役立てることが可能です。
学びや指導の効率化
さらに、スタディログダッシュボードは複数のデジタルドリルに対応しており、異なるドリルを使用する場合でも同じ画面で学習データを確認できます。これにより、学習記録の閲覧や分析をスムーズに行えるため、教員にとっても負担が軽減され、教育の質を向上させる要因となっています。
今後、このスタディログダッシュボードは令和7年3月時点で県内の約半数の自治体・学校で導入される予定で、さらなる普及も期待されます。
教員募集について
高知県では現在、教育DXの推進に熱意を持って取り組む教員を募集中です。この機会に、先進的な教育環境で一緒に働いてみませんか?詳しい情報は、高知県の公式ウェブサイトで確認できます。
特設サイト「データをまなびに活かそう!」には、まんがの閲覧や、スタディログダッシュボードの詳細に加え、教員募集情報も掲載されています。興味のある方はぜひ訪れてみてください。
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