電通総研が「CiX」シリーズの最新バージョンを提供開始
株式会社電通総研は、2025年4月17日より、企業向けエンタープライズシステム「CiX」シリーズの3製品、経費精算システム「Ci
X Expense」、汎用ワークフローシステム「CiX Workflow」、グループ統合会計システム「Ci
X Financials」の最新版を提供開始しました。
この最新版は、企業の経理業務における効率化を一層進めるため、各製品において計55項目の機能強化が行われています。各製品の主な機能強化内容をご紹介します。
Ci
X Expense Ver.3.4の機能強化
「Ci
X Expense」は、出張に関する多彩な機能と使いやすいインターフェースを持つ経費精算システムです。最新版の主な改善点は次の通りです。
1. 「ビズバンスJTB出張予約」との連携
JTBビジネストラベルソリューションズが提供する出張予約サービス「ビズバンスJTB出張予約」との連携が可能になりました。これにより、出張の事前申請画面から直接予約手続きができます。実際の予約データが自動で取り込まれるため、申請者の負担が軽減され、経費精算がスムーズに行えます。
2. 動的表示機能
特定の入力値に応じて必要な項目のみを表示する機能が追加されました。これにより、申請書の入力ミスを減らし、差し戻しの件数も削減されます。
Ci
X Workflow Ver.2.4の機能強化
「Ci
X Workflow」は、各種申請業務をサポートするワークフローシステムです。最新版では以下の機能が強化されています。
1. 入力値ルール設定
管理者が項目入力に関するルールを設定できるようになり、承認作業の負担が軽減されるとともに、申請書の差し戻しが少なくなります。
2. CSVデータ取り込み機能
複数の申請書データをCSV形式で一括取り込みできるようになり、大幅に業務の効率化が図れます。
Ci
X Financials Ver.2.2の機能強化
「Ci
X Financials」は会計業務を最適化するシステムです。最新版では以下の改良点があります。
1. レポート設定の環境間コピー機能
レポートの設定内容を環境間で容易に移行できるようになり、運用コストが削減されます。特に、本番環境への移行がスムーズに行えます。
2. 伝票承認時のワーニング表示
伝票入力時に発生したワーニングが承認時にも表示されるようになり、承認者の認識を得た上での確認が可能になります。
結論
電通総研はこれらの機能拡張を通じて、「CiX」シリーズが企業の経理業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進することをサポートしていきます。今後も引き続き、顧客ニーズに応じた機能改善や新製品の開発を進めていく方針です。詳細は公式サイトをご覧ください。