脱プラでエコ！近畿大学文芸学部生デザインの「アイスドリンクシュガー」新パッケージが発売！2025年大阪・関西万博でも展示予定

脱プラでエコ！近畿大学文芸学部生がデザインした「アイスドリンクシュガー」新パッケージが発売！

近畿大学文芸学部（大阪府東大阪市）の学生が、環境に配慮した砂糖「アイスドリンクシュガー」の新パッケージをデザインしました。

この商品は、東大阪市の「近畿大学との産官学連携プロジェクト」の一環として、株式会社フォレストパックスと共同で開発されました。

「アイスドリンクシュガー」は、冷たい飲料にもよく溶ける顆粒状の砂糖で、紙で包装されているため、プラスチック容器を使用せず、賞味期限もないという特徴があります。

学生たちは、商品の特性を理解するため、モニター調査や市場調査を実施。ユーザーに訴求すべきポイントを洗い出し、デザインワークを行いました。

その結果、砂糖が溶ける様子を表現したドットグラデーションと、環境改善により穏やかに暮らす白熊を配したデザインが採用されました。

この新パッケージは、2025年大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオン「未来の生活スタイル」でも展示される予定です。

学生たちの想いが詰まったパッケージデザイン

デザインを担当した文芸学部文化デザイン学科4年の松浦陽星さんは、「本製品の特長である『冷たい飲み物に溶ける砂糖』と『環境にやさしい』をパッケージからも伝えたいという想いから、砂糖が溶ける様子を表現したドットグラデーションと、環境改善により穏やかに暮らす白熊をデザインに落とし込みました。アイスドリンクシュガーの魅力を、一人でも多くの方々に実感していただきたいです。」とコメントしています。

企業と連携した学び

近畿大学文芸学部では、企業との連携を通じて、学生が商品企画やマーケティング、商品デザインなどを実践的に学ぶ機会を提供しています。

今回の取り組みを通して、学生たちは商品開発のプロセスを理解し、社会に貢献できる商品デザインの重要性を学んだことでしょう。

環境問題への意識を高める「アイスドリンクシュガー」

「アイスドリンクシュガー」は、環境にやさしいだけでなく、砂糖の溶けやすさ、賞味期限がないという利便性も兼ね備えています。

この商品を通じて、消費者は環境問題への意識を高め、持続可能な社会の実現に貢献できるのではないでしょうか。

販売概要

商品名: アイスドリンクシュガー（5g×15本入）

発売開始: 令和6年（2024年）7月1日（月）

価格: 322円（税込）※メーカー希望小売価格

販売: 株式会社フォレストパックス公式通販サイト、Yahooショッピング

お問合せ: 株式会社フォレストパックス

株式会社フォレストパックスについて

株式会社フォレストパックスは、砂糖類の加工・販売及び梱包材料を販売している会社です。食品安全の世界基準FCCS22000認証を取得した工場を所持しているほか、有機JAS認証も取得するなど、オーガニックの需要にも対応しています。

また、アイスドリンクシュガーの売上の一部を「日本環境協会こどもエコクラブ」に寄付するといったSDGsの取り組みや「DX認定」の取得等、企業として継続的な社会貢献も行っています。

学生の感性と企業の技術が融合したエコな商品

近畿大学文芸学部生がデザインした「アイスドリンクシュガー」の新パッケージは、環境への配慮と、可愛らしい白熊のキャラクターが印象的なデザインで、見ているだけで心が温まります。

学生たちは、単にデザインをするだけでなく、市場調査やユーザーへの訴求ポイントなどを分析し、商品の魅力を最大限に引き出すパッケージをデザインしました。

企業との連携を通して、学生たちは商品開発のプロセスを学び、社会に貢献できる商品デザインの重要性を認識したのではないでしょうか。

この取り組みは、学生の感性と企業の技術が融合した、まさに産官学連携の成功例と言えるでしょう。