デライト・ベンチャーズ、AIに特化した新ファンドを設立
独立系ベンチャーキャピタル、デライト・ベンチャーズが50億円規模の「デライト・ベンチャーズ・ビルダー3号(DVB3)」ファンドを設立しました。このファンドは、創業期からシード期を対象に、AIを基盤にした産業構造の変革、社会的変化の捉え方、さらには日本から米国への越境起業に重点を置いた投資を行います。
投資テーマと支援内容
DVB3ファンドでは、以下の3つの領域を重点投資テーマに設定しています。
- - Vertical Shift: 特定産業の業務プロセスにAIを適用し変革を促進するスタートアップ。
- - Momentum Shift: PEST要因(政治、経済、社会、技術)による社会変容を捉える新たなサービス。
- - US Cross-border: 日本の起業家が米国市場でAIスタートアップを創業する支援。
これに加えて、新たに始まるインキュベーションプログラム「V-ShIP」と「M-ShIP」は、起業家のニーズに合わせた支援を行います。具体的には、V-ShIPは特定産業に特化した課題の解決に向けた支援を行うプログラムであり、M-ShIPは社会構造の変化から新たな産業を創出することを目指します。
DVB3ファンドの組成の背景
デライト・ベンチャーズは2019年の設立以来、累計30社以上のスタートアップへの投資を実施してきました。これにより、起業家と共にゼロイチから新しいプロダクトを開発し、拡大を支援する独自のモデルを確立しました。また、起業家の成長段階に応じた柔軟な支援体制も整えられています。
さらに、2025年からは「DelightX」というプログラムも開始し、米国市場への進出を希望する起業家を対象にした支援強化が図られています。これにより、グローバルで競争力のあるスタートアップの創出が加速することでしょう。
DeNAの強力なサポート
DVB3ファンドの大きな強みは、リミテッド・パートナーとして参加する株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)の深い知見を活かせる点にあります。DeNAは、自社のAI技術やデータを活用し、投資先スタートアップの成果を最大化するために、初期顧客としての支援や、技術的なアドバイスを提供します。
このように、起業家とデライト・ベンチャーズの専門的なサポート、さらにDeNAの事業アセットを組み合わせて、次世代のスタートアップ創出を加速していきます。
まとめ
DVB3ファンドは、AIによる新たな変革の波の中で、起業家にとって大きなチャンスを提供する場となるでしょう。技術や市場環境の変化を捉え、次代を担う起業家が世界で活躍できるよう、デライト・ベンチャーズの全力での支援が期待されています。クリエイティブな発想を持つ起業家にとって、このファンドは真の価値を提供する存在となるはずです。