国際化ドメインが登場
2015-12-10 12:08:34

日本市場向けの国際化ドメイン「.コム」の受付が開始されます!

米ベリサイン、日本市場向け国際化ドメイン「.コム」の導入



米国の企業ベリサインが、日本市場に向けて国際化ドメイン名(IDN)である「.コム」の登録を開始します。これにより、日本語を含む多言語対応のインターネット環境が整うこととなります。

背景と目的


2012年、ベリサインはICANNによる新しいジェネリック・トップドメイン(gTLD)プログラムを利用して、「.com」と「.net」のドメイン名を各言語で展開できるよう申請しました。この取り組みは、英語を使わない国や地域に住む企業や個人にとって、自国語でより身近にインターネットを活用できる環境を提供することを目的としています。具体的には、最初に日本語バージョンの「.コム」が利用可能となります。

登録の流れ


ベリサインは、次のような各フェーズで「.コム」の登録を進めていきます。

  • - サンライズ期間:2015年12月9日から2016年1月31日まで。
- この期間は、「Trademark Clearinghouse」から発行されたSMD(Signed Mark Data)ファイルを持つ登録者のみが対象となります。サンライズ期間中には、SMDファイルに記載された文字列に基づいてセカンドレベル・ドメイン(SLD)を取得することが可能です。

  • - プライオリティ・アクセス・プログラム:2016年2月1日から4月3日まで。
- 現在使用中の.comドメインの登録者に対して、優先的に「.コム」を登録できる機会が提供されます。このプログラムでは、既存のドメインと同じSLDの登録が可能です。

  • - ランドラッシュ期間:2016年4月4日から5月1日まで。
- この段階では、全ての人が自由に「.コム」を登録できるようになり、先着順での受付となります。これにより、制限なく多くの登録が行えるチャンスがあります。

  • - 一般申し込み:2016年5月2日以降。
- ランドラッシュ期間後は、一般のユーザーが登録申請を行うことができるようになります。

ベリサインとそのサービス


ベリサインは、ドメイン名およびインターネットセキュリティのグローバルリーダーです。主に「.com」や「.net」のドメインと関連するインフラを管理し、世界中の企業やウェブサイトに対してセキュリティサービスを提供しています。特に、分散型サービス拒否攻撃(DDoS)保護やマネージドDNSサービスを含む多様なセキュリティ対策を講じています。

さらに、最新の情報や各種サービスの詳細については、ベリサインの公式ウェブサイトを訪れることが推奨されます。自国語でのインターネット環境の整備を進める「.コム」の導入に期待が高まります。

ベリサインの公式サイトはこちら


会社情報

会社名
VERISIGN Inc.
住所
Reston, VA, USA12061 Bluemont Way
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: ベリサイン .コム 国際化ドメイン

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