小学生の自主学習事情とその真実
小学生と聞くと、外で遊んだりゲームをしたりといった印象が強いかもしれません。しかし、親としては「遊んでばかりでなく、勉強もしてほしい」と思うことが多いのではないでしょうか。そのため、他の家庭のお子さんの学習スタイルが気になることもあるでしょう。対策として、多くの家庭がリモート学習や自主学習を進めています。
この度、株式会社ToLicoが運営するキッズ向けプログラミング教室『STUDY SPACE』では、小学生の保護者を対象にした「子どもの自主学習」に関する調査を実施しました。
自主学習をする小学生は約8割!
調査結果によれば、保護者の81.6%が「子どもが自宅で自主学習を行っている」と回答しています。自主学習をしているお子さんの多くは、30分程度または1時間程度の短い時間で集中して学んでいる様子が伺えます。これは、短時間でもしっかり学習できる能力を示しているとも言えるでしょう。
自主学習をしない理由とは?
一方で、約2割は自主学習をしていないとの結果も出ました。その理由としては、約49%の子どもが「遊びを優先する」、45%が「ゲームをする」といった意見が出ており、遊びやゲームの誘惑が強いことが大きな要因のようです。
リモート学習の普及状況
新型コロナウイルスの影響で、多くの学校や塾がリモート学習を導入しました。調査では、40.3%の保護者が「お子さんはリモート学習を全く経験していない」と回答しており、オンライン授業を受ける機会が少ない子も多いようです。
リアルタイムのオンライン授業を受けたことがあるお子さんが39.1%収録されましたが、どちらのタイプの授業も経験している子どもは少なかったのが現実です。また、リモート学習に関しては集中できていると感じる保護者も多く、しかし録画型授業については「集中できなかった」との意見も見受けられました。
大人数教室での学習が考える力にどう影響?
さらに、「考える力は大人数の教室で身につけられると思うか?」という質問にも注目が集まりました。61.6%が「そう思う」と回答しているものの、39.6%の保護者が「考える力は身に付かない」との意見を持っていました。意見には、個々の理解度に差があるため、教室での学びは限界があるとする意見もありました。特に、「人がいると集中できない」との声は多く、個別に学ぶ方が効果的と感じる親も増えているようです。
プログラミング教室の重要性
その結果、プログラミング教育への注目が高まっています。「プログラミング教室に通うことで考える力が育まれる」と信じている人は少なくありません。調査によると、プログラミング教室を経験したことがあるのはわずか約16%で、通わせている方はまだ全体の中では少数派です。しかし、通わせた親からは「本人のやる気を引き出せた」「物事を要領よく理解できるようになった」とのポジティブな意見が寄せられています。
まとめ
自主学習を行う小学生が増え続ける中、遊びやゲームを優先する割合も多いことがわかりました。近年、リモート学習が広まっていますが、体験がないお子さんも少なくなく、その効果についてはさまざまな見解があります。また、大人数の教室学習が考える力を身につけるかどうかの意見も分かれ、プログラミング教育がその鍵になる可能性があります。自宅での学習やリモート学習を通じて、より自主性を持ち、自分のペースで学ぶ姿勢が育まれていくのかもしれません。プログラミング教育は、お子さんの未来に向けて重要な一歩となることでしょう。
『STUDY SPACE』ではお子さんが楽しみながら学べる環境を提供しています。ぜひ、プログラミングを通じて「考える力」を養ってみてはいかがでしょうか。
詳細は公式サイトで確認できます:
STUDY SPACE