インフォマートとJTB旅連事業が提携
株式会社インフォマートが、JTB旅連事業株式会社との業務提携を発表しました。この提携により、宿泊業界向けの特設ページ「ホテル・旅館向けマーケットプレイス」を「BtoBプラットフォーム 商談」に新設することが決まり、宿泊施設と生産者・加工食品業者とのマッチングが促進されます。
提携の概要
新たに開設される「ホテル・旅館向けマーケットプレイス」は、全国の宿泊施設が質の高い食材を調達できるプラットフォームです。これにより、食材の安定供給や調達コストの最適化、生産性向上が期待されています。また、両社はこの取り組みを通じて、フードロス削減やSDGsなどの社会貢献にも寄与していく方針です。
業務提携の背景
JTB旅連事業は、旅行業界で長い歴史を持つJTBの一部であり、宿泊施設の経営支援を行っています。しかし、宿泊業界からは、仕入れ業務の複雑さや食材の確保の難しさが多く寄せられ、デジタル化の必要性が浮き彫りになっていました。これに対し、生産者側からも新たな顧客を効率的に見つけたいというニーズがあったため、業務のデジタル化が重要な課題となっています。
そこで、インフォマートが提供する「BtoBプラットフォーム 商談」に宿泊業界向けの特設ページを作成することが決まりました。これにより、宿泊施設と生産者が直接繋がりやすくなり、業務の効率化が実現します。食材調達関連の取り組みは、JTB旅連事業にとっても初の試みです。
マーケットプレイスのメリット
宿泊施設の利点
宿泊施設は、このマーケットプレイスを利用することで、全国の生産者や加工食品業者から、良質な食材を適正価格で調達できるようになります。さらに、調達先の選定や価格交渉が容易になるため、安定した供給ラインを確保しつつコストも最適化できます。また、Webでの発注によって、業務負担も軽減されるでしょう。
生産者・加工食品業者の利点
一方、生産者や加工食品業者は、宿泊業界へ新たに参入することで、顧客基盤を拡大することができます。地理的な制約が解消されるため、全国規模で取引が可能となることも大きな魅力です。安定した取引量が見込まれるため、価格コントロールも容易になります。
今後の展望
「ホテル・旅館向けマーケットプレイス」は2025年4月からサービス提供開始を目指しており、宿泊施設と生産者の双方に利益をもたらすことが期待されています。デジタル化が進む中で、この取り組みが宿泊業界の活性化に寄与し、フードロスやSDGsに対する意識の高まりも促進されることでしょう。
会社概要
この提携に関する問い合わせは、インフォマートのマーケットプレイス事業部に直接お問合せください。両社がこの新しい試みを通じて、一層の業務発展を図ることが期待されます。
詳細は、インフォマートのウェブサイトをご覧ください:
インフォマート公式サイト。