新たな高出力波長可変光源が登場
santec LIS株式会社は、画期的な新製品である高出力波長可変光源「TSL-570 Type U」を発表しました。この製品は、Co-Packaged Optics(CPO)向けに最適化されており、光出力の向上が特徴です。
CPOと市場背景の重要性
近年、クラウドコンピューティングや5Gネットワーク、ビデオストリーミング、そして生成AIの急速な普及が進む中、CPOおよびその主軸となるSilicon Photonics市場の成長が期待されています。特にCPOでは、複数の導波路に光を分岐させる必要があるため、挿入損失の問題が生じます。このような状況において、高出力波長可変光源の需要が高まっているのです。
TSL-570 Type Uの特長
「TSL-570 Type U」は、高出力化を実現しているだけでなく、光学設計と制御回路が最適化されています。具体的には、次のような特長があります。
1.
高出力性能
連続波(CW)発振方式で、1300~1320 nmの範囲で+25 dBm(つまり300 mW)を超える出力を実現しています。
2.
広い波長可変帯域
1270~1350 nmという広範囲において、+20 dBm以上の光出力を維持することが可能です。
このような特長により、「TSL-570 Type U」はCPOおよびSilicon Photonicsデバイスの特性評価において、研究開発から量産評価に至るまで幅広く活用されることでしょう。
santec LIS株式会社について
santec LIS株式会社は、愛知県小牧市に本社を構える高度な光学技術を提供する企業で、santec Holding株式会社の子会社です。santec Holdingは1979年に設立され、東京証券取引所スタンダード市場に上場しています。グローバルな顧客基盤を持ち、大手通信会社や光サブシステムメーカー、研究機関にサービスを提供しているのが特徴です。
同社の製品は、通信、ライフサイエンス、センシング、産業分野において幅広い応用があり、光学部品や波長可変光源、光学検査システムなどが含まれています。従業員数は世界全体で約350名に達します。
今後の展望
「TSL-570 Type U」は2026年2月1日から受注を開始します。この新しい光源が市場に投入されることで、CPOおよびSilicon Photonicsの分野においてさらなる技術革新が期待されます。今後もこの领域の進展に注目していきたいと思います。
【お問い合わせ】
santec LIS株式会社
所在地: 〒485-0802 愛知県小牧市大草年上坂5823
電話: 0568-79-3535(代表)
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