日本ファッション業界の新たな交流の場「WWDJAPAN」セミナー
2023年、東京都港区に本社を置く株式会社TSIホールディングスの執行役員であり、アルページュの社長でもある野口麻衣子が、ワールド社の青山オフィスにて行われた「WWDJAPAN」主催の社内セミナーにゲストとして登壇しました。このセミナーは、業界のさまざまなクリエイターが集まり、情報交換を行う貴重な機会です。
セミナーの背景と目的
このイベントは、TSIホールディングスが主導して行った企業文化創造に向けたクリエーター育成プログラムの一環として開催されました。ワールド傘下の株式会社インターキューブの社長、靏博幸からのリクエストによって実現したこのセミナーでは、約80名のワールドのデザイナーやバイヤーが参加し、業界の最新トレンドについて学ぶことを目的としています。
野口執行役員は、ブランド「ナチュラルビューティーベーシック」にまつわるブランディング戦略や、アルページュが展開しているブランドへの意識を表明しました。また、WWDJAPANの村上要編集長の司会で、本橋涼介シニアエディターと共に参加者との質疑応答を通じ、デザイナーのクリエイティブを喚起し、職務に役立つ情報交換の場を提供しました。
業界の現状と今後の展望
ワールドとTSIホールディングスは一見競合関係にありますが、両社が持つ「日本のファッション業界をさらに盛り上げていきたい」という共通の願いがあります。セミナーを通じて、各社が持つ視点や知見が集まることで、日本のファッションシーン全体の活性化や品質向上につながることを目指しています。
代表取締役社長の言葉
TSIホールディングスの代表取締役社長、下地毅は、このセミナーの重要性について次のように述べました。「従来のアパレル業界では、企業間での情報共有は避けられてきました。しかし、我々は悩みを共有し、基本に立ち返ることが大切です。お客様第一の姿勢を持つことで、業界全体をより良くすることができるでしょう。」大きなヒットを生み出す難しさが増している現代において、企業間の横のつながりを強化し、互いに切磋琢磨する姿勢が求められています。
まとめ
「WWDJAPAN」社内セミナーは、ファッション業界のクリエイターたちにとって現状を打破するきっかけとなることが期待されます。限られた企業間での交流を超え、情報とアイデアの共有が進むことで、日本のファッション界が新たな活力を得ることができるのです。これからの展開に注目が集まります。
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