貯金・預金が人気!夏のボーナス使い道調査で節約志向が明らかに
共通ポイントサービス「Ponta」を運営するロイヤリティ マーケティング株式会社が発表した「第60回 Ponta消費意識調査」によると、今年の夏のボーナス支給額は、53.6%の人が「増える・増える見込み」と回答しました。
しかし、夏のボーナスの使い道としては、調査開始以来11年連続で「貯金・預金」が1位に輝きました。特に、今年の調査では「特にない」という回答が1.8ポイント増加しており、消費者の節約志向が強まっていることがわかります。
ボーナス増減による消費への影響
調査では、夏のボーナスの支給額が増える層は、減る層よりも旅行意向が高いという結果も出ています。ボーナスが増えることで、旅行など消費意欲が高まる傾向が見られる一方で、全体的には「貯金・預金」が優先される傾向にあるようです。
貯金・預金の用途は「老後の生活への備え」がトップ
夏のボーナスの支給額の半分以上を「貯金・預金」したい人は、約6割にのぼりました。また、貯金・預金の用途について、約4割の人が「決めている」と回答しており、その中でも「老後の生活への備え」が約6割を占めています。
節約志向は依然根強く
調査では、「節約したい」派が66.9%と、前回調査より0.1ポイント減少したものの、依然として高い割合を示しています。また、「節約したくない」派では「分からない・決まっていない」という回答が最も多い一方、「節約したい」派では「いま使いたい」という回答が最も多いという結果が出ています。
このことから、「節約したい」派は、ポイントサービスなどを活用して賢く消費しようという意識が高いことが伺えます。
ポイントサービスの活用意識と節約志向
「Pontaリサーチ」では、ポイントサービスの利用意向についても調査が行われました。その結果、「節約したくない」派では、「分からない・決まっていない」が46.7%と最も高く、「節約したい」派では、「いま使いたい」が46.6%と最も高いという結果が出ています。
このことから、「節約したい」派はポイントサービスを活用して、より積極的に消費をしようと考えていることがわかります。
まとめ
今回の調査結果から、夏のボーナスの使い道として「貯金・預金」が依然人気である一方、消費者の節約志向は根強く、ポイントサービスなどの活用意向も高いことがわかりました。
今後も、消費者の意識や行動の変化を注視していく必要があります。