NP掛け払いが1兆円の大台に!
株式会社ネットプロテクションズが提供する後払い決済サービス「NP掛け払い」が、2025年7月時点で累計取扱高1兆円を突破しました。この節目は、企業間取引市場において重要な意味を持つものであり、特にBtoB領域での業務効率化を推進するサービスが強く評価されていることを示しています。
「NP掛け払い」の成り立ち
「NP掛け払い」は、2011年に導入され、多様な企業の請求業務を一手に管理するBtoB決済代行サービスです。発表によると、2023年5月にはすでに累計取扱高が5,000億円を突破しており、その後も急成長を続け、わずか数年で1兆円の大台に達しました。この成功の背後には、20年以上にわたって培われたBtoC向け後払い決済サービスのノウハウがあります。このノウハウが、BtoB領域でも高い評価を受け、導入企業の離脱がほとんど見られない理由となっています。
成長を支える要因とは?
急成長の背景には、いくつかの社会的要因が影響しています。一つは、企業の人手不足の深刻化です。特にバックオフィス業務を担う人材の確保が難しくなる中で、請求や督促に関する業務をアウトソースするニーズが高まっています。さらに、材料費の上昇やゼロゼロ融資の終了により、中小企業は資金繰りに苦しむ状況が続きます。このような背景から、「掛け払い」のような柔軟な運転資金の調達方法に対する需要が増しています。
また、「NP掛け払い」の高圧な与信通過率99%も、企業間の新たなビジネス機会の拡大に寄与しています。それによって、企業は安心して新たな取引先との関係構築を行えるのです。
今後の展望と新サービスの展開
「NP掛け払い」が今後進めるBtoB事業の展望は、顧客基盤と蓄積したトランザクションデータを活用し、決済領域にとどまらない新しいサービス提供へとし向かいます。企業間取引を円滑にし、日本のビジネス基盤を支える重要な役割を果たすことを目指しています。
NP掛け払いの特徴
この後払い決済サービスは、売り手企業と買い手企業の間に立ち、与信管理から請求書の発行、最終的な代金回収までの一連の業務を代行します。これにより、売り手は決済業務をDX(デジタルトランスフォーメーション)化し、そのリソースをよりコアなビジネスに集中できるようになります。また、未回収リスクの保証があるため、経営の安定化も図ることができます。
買い手企業にとっても、掛け払いを通じてキャッシュフローの改善が期待できるため、ビジネスの成長を促進する要素として注目されています。
株式会社ネットプロテクションズは、今後もこの「NP掛け払い」を通じて企業の成長を支援し、日本のビジネス環境をより良いものにしていくことを目指しています。
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会社情報
ネットプロテクションズは2000年に設立された企業で、東京都千代田区に本社を置いています。代表取締役社長は柴田紳氏で、同社は主に後払い決済サービスを事業の中心に据えています。資本金は1億円で、グループ企業として東証プライムに上場しているネットプロテクションズホールディングス(証券コード7383)があります。