のんほいパーク特別展
2025-07-15 11:41:46

豊橋のんほいパークで開催される特別展「標本となった飼育個体」にご注目!

豊橋にて特別展「標本となった飼育個体」開催



愛知県に所在する豊橋総合動植物公園・のんほいパークでは、2025年7月26日(土)から特別展「標本となった飼育個体―のんほいパークだからできること」がスタートします。この企画展では、動植物公園内の自然史博物館で飼育していた動物たちの骨格標本やはく製に焦点を当て、来場者に貴重な体験を提供します。

飼育個体からの展示



この展示では、死亡した飼育個体を利用して作成された約20点の標本が紹介されます。トラやライオンなどネコ科動物の骨格標本がメインで、展示は自然史博物館のイントロホールで行われます。これらの標本は、自然史博物館の学芸員と動物園の職員が一緒に手掛けたもので、飼育情報も含まれており、教育的な要素も豊富です。

特に目を引くのが、サーバルの頭骨標本です。この標本は「ステル」という名の雌のサーバルで、2024年3月に7歳で亡くなりました。サーバルは、アニメ「けものフレンズ」で人気を博したキャラクターであり、多くのファンに愛されています。

豊橋へのトラの化石の里帰り



また、注目すべきはトラの化石の展示です。この化石は約70年前に豊橋市で発見されたもので、長い間所在が不明でしたが、最近の調査でその所在が判明したことで、再び豊橋で展示されることになりました。このトラの右下顎骨化石は、1952年に早稲田大学の学生が発見し、その後、保存状態の良い左下顎骨も確認されました。

この化石は後期更新世(約13万〜1万2000年前)の堆積物から見つかり、日本にもトラが生息していたことを証明する重要な証拠です。日本全国でも数が限られた標本であることから、非常に貴重な機会となります。

展示期間と関連行事



期間は2025年7月26日(土)から8月31日(日)にかけて行われ、入場は無料ですが、のんほいパークの入園料が必要となります。展示数は約20点で、トラ、ライオン、ヒグマの頭骨などが見どころです。

さらに、特別な関連行事も予定されています。7月26日からは自然史博物館オリジナルのサーバル頭骨模型が販売され、解説会「世界トラの日」も8月2日(土)に開催されます。この解説会では、豊橋で発見されたトラの化石やその時代の動物について学ぶことができ、参加は無料です。

まとめ



この夏、豊橋のんほいパークで開催される特別展は、動物たちの過去を知る貴重な機会です。自然史と動物福祉、そして教育を結び付けたこの企画展を通じて、参加者はいろいろな発見をし、動物たちの存在が持つ意味を感じることでしょう。ぜひこの機会をお見逃しなく!


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
豊橋市
住所
愛知県豊橋市今橋町1番地 
電話番号
0532-51-2111

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。