総合電子書籍ストア「ブックライブ」を運営する株式会社BookLiveは、7月5日に「2024年夏注目のおすすめメディア化作品」特集ページを公開しました。同社が実施したアンケート調査の結果、2,099名のブックライブ会員から寄せられた「2024年夏(7月~9月)に放送・公開になるメディア化作品の中で、注目している作品は?」という質問への回答をもとに、注目度ランキングが発表されました。
1位に輝いたのは、2023年4月~6月に放送され、大きな話題を呼んだTVアニメ『【推しの子】』の第2期です。アンケートでは、「舞台編がとても楽しみにしていたので期待大です!感情揺さぶられたい(笑)」や「第1期はまだまだ序盤で、(アニメ第2期で)原作に描かれているシリアスな展開が始まるのが楽しみ。」など、多くのユーザーが第2期への期待感を高めていました。
5位には、2018年から小説投稿サイト「小説家になろう」で連載され、累計発行部数375万部を突破した人気ラノベ『魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~』がランクインしました。転生者のダリヤ・ロセッティが、魔法が存在する世界で“魔導具師”として活躍するファンタジー作品で、7月6日から初のTVアニメ化が開始予定です。ユーザーからは、「婚約破棄されたお嬢さんが、世間の荒波に揉まれ、助けられたり助けたりと人と関わり合いながら生きていくストーリー。ダリヤちゃんには好感が持てて幸せになってほしいと心から願います。」といった、主人公のダリヤへの応援メッセージが多数寄せられました。
8位には、実写ドラマ化で話題の『しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~』がランクインしました。変わり者の弁護士・保田理が「しょせん他人事」をモットーに、ネット炎上やSNSトラブル案件を解決していく物語で、7月19日よりTVドラマ放送開始予定です。「原作が好きなので。ネット社会のトラブルについてとても勉強になる!」といったように、原作のストーリーや社会問題への考察を評価する声が多くみられました。
今回のアンケート結果から、2024年夏のアニメやドラマ業界は、人気原作の続編や話題作の実写化など、注目すべき作品が目白押しであることがわかります。それぞれの作品が、どのような形で映像化されるのか、今後の展開に期待が高まります。