Dr.JOYとKDDI、医療DX提携
2023-11-15 10:00:03

医療DX推進に向けたDr.JOYとKDDIグループの業務提携を発表!働き方改革と2024年問題への挑戦

医療DX推進に向けたDr.JOYとKDDIグループの業務提携



近年、深刻化する医師の過労問題と、2024年4月から施行される医師の残業時間の上限規制。この医療を取り巻く状況を背景に、医療DXの推進が喫緊の課題となっています。この度、医療機関向け働き方改革支援サービスを提供するDr.JOY株式会社と、KDDIグループが業務提携を行い、医療DXを推進していくことを発表しました。

各社の強みと提携の狙い



Dr.JOYは、ビーコンを活用した勤怠管理システムや病院内チャットシステムなど、医療機関の業務効率化に貢献するサービスを提供しており、全国の医療従事者12万人、医療関連企業6万人に利用されています。
一方、KDDIグループは、通信事業を基盤に、企業のDX支援を長年行ってきました。ゼロトラストセキュリティ、マネージドサービス、5Gなどの多様なネットワークサービス、クラウドサービスなど、幅広いソリューションを提供できる体制が強みです。

今回の提携は、両社の強みを活かし、医療機関のICT環境整備から業務効率化までをトータルでサポートすることで、医療DXを推進することを目的としています。具体的には、モバイル、ネットワーク、セキュリティなどのKDDIグループのICTインフラと、Dr.JOYの勤怠管理やコミュニケーションツールといったサービスを組み合わせ、医療機関への最適なソリューションを提供します。

さらに、この提携で得られた知見や成功事例を他の医療機関へ共有することで、医療業界全体のDX推進を加速させ、2024年問題の解決に貢献することを目指しています。

提携内容



業務提携の内容は大きく2点です。

1. 新たな医療DXサービスの共同検討ならびに医療DX推進:両社が連携して、医療機関のニーズに最適化された新たなサービスを開発・提供します。
2. KDDIグループでのDr.JOYサービスを含めた提案の実現:KDDIグループが持つ顧客基盤を通じて、Dr.JOYのサービスを幅広く提供します。

KDDIグループのヘルスケア事業戦略



KDDIグループは中期経営戦略において、ヘルスケア領域を今後の注力分野として位置づけています。今回の提携は、5Gを中核とした「サテライトグロース戦略」の一環であり、法人事業における医療・ヘルスケア領域の事業拡大を加速させる重要な取り組みです。

KDDIは「auウェルネス」といった健康管理アプリの提供も行なっており、企業や自治体、医療機関との連携を通して、健康寿命の延伸に貢献することを目指しています。

まとめ



Dr.JOYとKDDIグループの業務提携は、医療業界におけるDX推進を加速させ、医師の働き方改革、ひいては2024年問題の解決に大きく貢献する可能性を秘めています。両社の強みを活かしたサービス展開に期待が高まっています。今後の進展に注目しましょう。

会社情報

会社名
Dr.JOY株式会社
住所
東京都港区虎ノ門2丁目6番1号 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー17F
電話番号

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