ごみゼロ大作戦
2024-07-23 14:05:59

祇園祭で環境意識向上を目指す「ごみゼロ大作戦」開催

祇園祭ごみゼロ大作戦、今年も実施されました



京都の美しい風景を守るために、祇園祭期間中の7月15日と16日に「祇園祭ごみゼロ大作戦」が開催されました。この活動は、一般社団法人 祇園祭ごみゼロ大作戦の主催のもと、一般社団法人 海と日本プロジェクトin京都の協力を受け、京都市内の祭りの盛り上がりを背景に、約2,000人のボランティアが集まりました。

祭りの賑わいと環境問題



今年も、祇園祭は大変賑わいを見せました。15日の宵々山には約23万人、16日の宵山には約25万7,000人もの来場者が訪れ、華やかな祭の雰囲気を楽しみました。しかし、膨大な数の来場者が増えることで、必然的にごみの問題も浮上します。以前よりは改善されているものの、依然として環境への影響や河川への流出が懸念されています。そこで、リユース食器の使用促進やごみ分別の重要性を目指すこのプロジェクトが立ち上がったのです。

具体的な取り組み内容



このプロジェクトでは、特設のエコステーションを設置し、ごみの分別やリユース食器の回収を行いました。また、リュック型ごみ拾い箱「Bluebox」を使用し、祭りを楽しむ観光客にごみの重要性を伝える取り組みも行われました。参加者たちは、自発的にごみを拾い、環境保護に貢献する姿勢を見せました。

祇園祭では、リユース食器の導入も進められ、屋台においてプラスチックごみの削減について啓蒙がなされました。来場者には竹製のうちわも配布され、これがプラスチック製品の代替品として注目を集めました。このうちわには、海洋ごみに関する意識を高めるための情報も盛り込まれていました。

来場者の反応



祭りに訪れた人々からは、環境への配慮が感じられるとの声が多く寄せられました。「ごみ分別が行いやすく、ウエアも使い捨てではなく、長く使えるものを意識するきっかけになった」と語る来場者も。さらには、リユース食器の実用性や竹製のうちわについても良い評価が集まりました。人々の意識が徐々に変わりつつある様子が伺えます。

さらなる展望



今後も、この取り組みを通じてイベント終了後も美しい京都の街を保つための意識改革を図っていく所存です。京都市としても、この活動をより拡大し、環境保護の観点から進化させていく必要があります。これにより、来年以降の祇園祭でも多くの人々が参加し、地域全体が連携して美しい景観を維持し続けることを目指します。

「海と日本プロジェクト」としては、未来の世代に美しい海を引き継ぐために、国民全体がこの問題を自分ごととして捉えるきっかけをつくる活動を続けていきます。これからの活動にもぜひご注目ください。


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会社情報

会社名
海と日本プロジェクト広報事務局
住所
東京都港区赤坂2-14-4 森崎ビル3階
電話番号
03-6441-2561

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