耕さない農法を手軽に楽しむ家庭菜園
私たちの生活の中に、自然や土と密接に関わる家庭菜園が増えてきました。しかし、菜園を始めたくても、土を耕したり手間をかけるのが壁となり、なかなか始められない方も多いのではないでしょうか。そんな方々に朗報です!ノーディグ菜園(耕さない農法)を提唱するチャールズ・ダウディング氏の著書『簡単、楽しいノーディグ菜園教室~段ボールと堆肥で耕さない農業』が、2025年12月2日に出版されることが決まりました。
ノーディグ菜園とは?
ノーディグとは、文字通り土を耕さずに栽培を行う新しい農法です。耕さずに、段ボールを敷き、その上から堆肥を載せて苗を植えるだけで、簡単に作物を育てることができます。この方法の魅力は、育てやすさに加え、土の中の微生物を活性化させることで、環境負荷も軽減できる点にあります。
書籍の内容について
この書籍では、チャールズ・ダウディング氏が長年の研究と実績を基に、初心者でもわかりやすくノーディグ菜園の技術を解説しています。イラストや写真が豊富に使われており、視覚的にも楽しみながら学ぶことができます。
出版情報
- - 著者: チャールズ・ダウディング
- - 訳者: あらたにあきこ
- - 絵: クリスティーナ・リッテン
- - 頁数: 68頁
- - 値段: 1,980円(税込)
- - 発行日: 2025年12月2日
- - 電子書籍版: あり
- - 予約開始日: 2025年9月17日
本書は家庭菜園を始めたいとも思っているが、手間や時間がないと感じている方や、地域のコミュニティで野菜を育てたいという方々の力強いサポートとなることでしょう。さらに、環境に優しいノーディグ菜園の普及を目指し、すべての方々がとり組みやすくなる方法を提案しています。
日本ノーディグ協会の取り組み
本書の出版を後押しする一般社団法人日本ノーディグ協会は、新潟県長岡市に拠点を置き、ノーディグ菜園の普及に努めています。代表理事の小林民雄氏は、チャールズ・ダウディング氏とのセミナー参加を通じて、この農法の重要性をさらに実感しています。家庭菜園が土や環境に優しい方法であることを再認識し、多くの人々に広めていきたいと意気込んでいます。
桃から出てきたアイデア
小林代表は、家庭菜園への取り組みが「負担を減らす」ことで、多くの人々、特にシニアや子どもたちにも親しみやすくなることを願っています。「ノーディグ菜園は、草取りの手間が少なく、耕す必要がないため、忙しい日常の中でも挑戦できます。この新しい農法を通して、家庭菜園を楽しむ文化が広がることを楽しみにしています」とコメントしています。
本書の予約はすでに開始されており、
Amazon、
楽天ブックス、
農文協『田舎の本屋さん』で可能です。家庭での新しい取り組みとしてノーディグ菜園を始めて、日々の食卓を彩る素晴らしい体験をしてみませんか?