日蘭建築シンポジウム
2025-05-01 17:42:44

近畿大学とオランダのHAN大学が共に未来の建築を探るシンポジウム開催

近畿大学とHAN応用科学大学による建築学の新たな歩み



近畿大学建築学部(所在地:大阪府東大阪市)は、オランダにあるHAN応用科学大学建築環境学部との間で、学術および教育に関する相互交流を強化するための協定を結ぶことを発表しました。この協定は、令和7年(2025年)5月7日(水)に調印され、両校の連携がさらに深まることが期待されています。

学術交流に向けた第一歩


本協定の締結を受け、両校は学生や教職員の間で学術的な協力を促進しようとしています。特に、次世代の建築学を学ぶ学生たちにとって、国際的な視野を持つことは非常に重要です。将来的には共同研究プログラムの設立や単位の互換性を持たせることで、さらなる教育および研究の連携を図ることを目指しています。

この協定に結びつく交流活動の第一段階として、2025年5月8日(木)には大阪・関西万博のオランダ館において日蘭シンポジウムが開催されます。このシンポジウムでは、特に日本の高齢者ケアや住宅問題に焦点を当て、専門家たちが幅広い視点から議論を展開します。

シンポジウムの内容


このシンポジウムでは、近畿大学建築学部が住宅メーカーのミサワホーム株式会社の協力を得て、循環型建築やプレハブ住宅に関する講演を行います。近畿大学の山口健太郎教授が登壇し、ミサワホームの担当者と共に発表を行う予定です。このシンポジウムには、オランダ館の設計者がオンライン参加する他、近畿大学、HAN大学、九州大学、山口大学の教職員や学生など約60名が参加し、日本の超高齢社会における課題とその解決策について熱心に討論します。

調印式と学術交流ワークショップの詳細


  • - 日時:2025年5月7日(水)10:30~12:00
  • - 場所:近畿大学東大阪キャンパス 33号館1階 デザイン・コモンズ
  • - 参加予定者:HAN応用科学大学建築環境学部長フランク・スパウイ氏、近畿大学副学長岩前篤、近畿大学建築学部長野田博
  • - スケジュール:10:30~11:00 調印式、11:00~12:00 学術交流ワークショップ

シンポジウムの詳細


  • - 日時:2025年5月8日(木)14:00~15:30
  • - 場所:大阪・関西万博オランダ館
  • - テーマ:循環型建築・プレハブ住宅
  • - 登壇者:近畿大学建築学部教授山口健太郎、ミサワホーム株式会社の担当者

本協定やシンポジウムを通じて、日本とオランダの建築における知見や技術が相互に交流し、より良い住宅環境の創出や高齢者ケアに寄与することが期待されています。

会社情報

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学校法人近畿大学
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