数学が楽しめる新たな教科書、9月12日発売
株式会社河出書房新社は、イギリスのDK社が手掛ける大人気シリーズ『数学大図鑑 世界を知る新しい教科書』を2024年9月12日に発行します。日本語版の監修には、サイエンス作家であり理学博士の竹内薫氏が参加しており、翻訳には日暮雅通氏が名を連ねています。この図鑑は、数学に対する苦手意識を取り去り、数字や図形の魅力を再発見させる魅力溢れる一冊です。
数学への偏見を覆す
「数学は難しい」と感じている方にも、本書は特にお勧めです。数学の核心となる考え方や定理をシンプルに解説し、初心者からさらに深い理解を求める方まで対応しています。初期の発見から現代の偉大な問題解決まで、数学の「ビッグ・アイデア」を紹介し、発見の背後にある人々や時代を掘り下げます。これにより、数学が持つ普遍性や美しさを感じることができるのです。
数学者たちの歴史を追う
本書は、古代バビロニアやエジプト、ギリシャから現代の数学者たちまで、彼らがいかに数学的問題に挑戦し美しい答えを見出してきたかを描いています。フェルマーの最終定理を証明したアンドリュー・ワイルズや、ポアンカレ予想を解決したグレゴリー・ペレルマンなど、各時代の数学者の名言や逸話も掲載されており、数学の魅力を存分に引き出しています。
数学の社会的意義
現代の問題解決において数学がどのように役立っているかも本書では触れています。確率や統計、幾何学など、日常生活に欠かせない数学的理論の必要性を学べることが期待されます。この一冊を通じて、数学が私たちの日常にどれほど寄与しているかを理解できるでしょう。
楽しみながら学ぶ三つのポイント
1.
実用的な数学の紹介 - 統計や確率といった日常生活で役立つ理論を易しく説明。
2.
数学者のエピソードがたくさん - 数学者たちの生い立ちや業績だけでなく、彼らの人柄に迫ります。
3.
自然界と芸術の中の数学 - プラントの花びらの配置や音楽のリズムに宿る数学を探ります。
本書の特長
本書の最も大きな特長は、85のビッグ・アイデアを解説し、歴史の中でそれらがどのように形成されたのかを追える点です。全てが明快な図表とともに提示されており、数学の美しさを楽しみながら理解できます。豊富なビジュアルコンテンツにより、どのページからでも興味を引かれる内容に仕上がっています。
励ましの言葉
竹内薫氏は本書に関して、「この数学の図鑑は、中学生以上のあらゆる人に楽しんでほしい」と述べています。数学が苦手だった人にも安心して読んでもらえる内容だと自負されており、まさに大人の学び直しにもフィットする書籍となっています。
書誌情報
- - シリーズ名: 世界を知る新しい教科書
- - タイトル: 数学大図鑑 世界を知る新しい教科書
- - 著者: カール・ワルシほか
- - 監修者: 竹内薫
- - 翻訳者: 日暮雅通
- - 発売日: 2024年9月12日
- - 定価: 5,390円(税込)
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この新刊図鑑を手に取って、数学の不思議な世界に一歩足を踏み入れてみませんか。