第13回日本ビジネススクール・ケース・コンペティションの魅力と挑戦

日本最大級のMBA生向け競技「第13回日本ビジネススクール・ケース・コンペティション（JBCC）」が今年も開催されます。本大会は、架空のビジネスシナリオに基づき、参加者が自身の経営学の知識を活かして経営戦略を立案し、優れた案を競い合うイベントです。全国各地から多くの学生が集結し、MBA教育がどのように実際のビジネスシーンで活かされるかを体験する機会となります。

大会の目的

JBCCは、日本経済の発展や社会課題の解決に寄与することを目指すMBA生にとって、実践的な学びの場を提供します。この機会を通じて、ビジネススクールでの学びを「生きた戦略」としてアウトプットすることが奨励されます。政府の見解でも、今後の持続可能な経済成長には、高度な経営人材の養成が欠かせないとされています。これは、ビジネススクールが新しいスキル獲得の拠点としての役割をますます重要視されていることを示しています。

2022年の大会について

今年のテーマは「MBAから生まれる、絆と挑戦」。過去最多の153チーム711名のMBA生が参加し、12月4日に本選大会を迎えます。この大会では、参加チームが自ら策定した経営戦略をリアルとオンラインのハイブリッド形式で発表します。決勝に進出した20チームが、午後のグランドファイナルで競い合い、優勝者には30万円の賞金と文部科学大臣賞が授与されます。

開催概要

大会は、2022年12月4日（日）に行われ、開催形式はリアル会場とオンラインのハイブリッドです。会場は青山学院大学青山キャンパス（東京都渋谷区）もしくは各チームの任意の場所から選べます。観戦は無料でYouTubeで生配信されるので、遠方の方も参加しやすいです。

出場資格はビジネススクールまたは経営系大学院に所属すること。チーム編成は2～5名の制度で、若き経営者たちのアイデアを試す絶好の機会となります。