インフルエンサー起用でROI向上を証明
最近、マーケティングの現場で注目を集めているのがインフルエンサーの起用です。その効果は今や広告費を大幅に削減し、顧客獲得単価(CPA)や反応率(CVR)を劇的に向上させる実績として結実しています。ここでは、株式会社BOTANICOが実施したインフルエンサー施策の結果についてご紹介します。
1. 検証の目的
BOTANICOは「信頼がマーケティングROIに与える影響」を可視化することを目的に、インフルエンサー起用の有効性を検証しました。SNS広告やオンラインセミナーといった施策で、どの程度信頼を得られるかがROIを左右すると考え、実験を実施しました。この実験では、インフルエンサーを用いた施策と、自社単独の配信施策を比較しました。
2. CPAが約70%改善
普通に自社施策を行った場合、顧客獲得単価は約8,688円でしたが、インフルエンサー施策に切り替えることで、単価は2,019円から2,517円に驚くべき改善を見せました。この結果、同じ予算内でもリード獲得が3~4倍に達成。つまり、インフルエンサーの影響力が大きいというわけです。
3. CVRの劇的向上
自社のみで行った施策のCVRは44.4%でしたが、インフルエンサーが単独で登壇した際には74.1%に達しました。これにより、閲覧者の75%が実際にアクションを起こすという素晴らしい数値に。SNSや広告、メールマーケティングのいずれの分野でも業界平均を超える結果となりました。
4. ROIの改善要因
BOTANICOが言うには、「リーチの質」がROIを決定する要因であることがわかりました。広告費1円あたりのROIは自社施策に比べ約2倍に。それは“多くのリーチを得るよりも、高質なリーチを狙う”という考え方が、短期的な売上拡大にも寄与したからです。
5. インフルエンサーと共催の相乗効果
さらに、企業共催セミナーにインフルエンサーを招いた結果、成果数が31.5件に拡大し、CPAも2,019円に降下。このハイブリッド型のブランディングが功を奏したのです。
6. まとめ
BOTANICOがこの実験から抽出したインフルエンサー施策の成功要因は、以下の3つです。
1.
信頼の共有: フォロワーとの信頼関係がブランドへの信頼に繋がる。
2.
効率的なリーチ: 広告費を抑えつつ、高確度層へのアプローチが可能。
3.
ブランド効果: 企業のメッセージだけでは得られない「人の温度感」を訴求。
今後もBOTANICOは、AI時代における「ヒューマン・ブランディング」に特化したSNSマーケティングの手法をいつでも提案し続けます。
今後のセミナースケジュール
第1回: 11月19日(水)15:00〜
「“売れる”SNS運用と広告設計を仕組み化する」
第2回: 12月3日(水)15:00〜
「2026年AI×SNSマーケティング予想最前線」
第3回: 12月17日(水)15:00〜
「中小企業のためのAI×DX活用入門」
第4回: 1月14日(水)15:00〜
「AI時代の共感資産で売上を伸ばすXマーケティング」
どのセミナーも、実用的な内容を取り入れていますので、興味のある方はぜひ参加を検討してみてください!
株式会社BOTANICOについて
BOTANICOは、中小企業の成長をデザインすることをテーマに活動しているマーケティング会社です。SNS運用支援やAI活用、広告戦略設計、DX推進などを行い、マーケティング施策から分析までの一貫支援を提供しています。