体験型メタバースで学ぶ！京セラのファインセラミック技術とは

京セラのファインセラミック技術を体験する新たな試み

最近、VRChatを利用した新しいメタバース空間『ファインセラミックスワールド』が、株式会社往来によって制作されました。このプロジェクトでは、京セラのファインセラミック技術の基礎や歴史、特性を学べる魅力的な内容が展開されています。ファインセラミックスは、深海から宇宙に至るまで幅広く活用されている素材であり、その実績がこのワールドに色濃く反映されています。

メタバース『ファインセラミックスワールド』とは

『ファインセラミックスワールド』は、京都・伏見にある京セラの本社を模した仮想空間です。この空間では、京セラが誇るファインセラミック技術を利用者が直接体験・学ぶことができます。メタバース内には「ファインセラミックスとは」「ファインセラミック製品の使われ方」「製造設備バーチャル見学」「極限世界体験」という四つのセクションが設けられており、特に製造設備のバーチャル見学は、通常は立ち入ることができない場所を訪れて、リアルタイムでファインセラミックスの可能性を探索することができます。

また、このワールドはクイズ形式の工場見学を取り入れており、特に子どもたちが夏休みの後半に興味を持って楽しむことができる場となっています。ファインセラミックスの多様性やその背後にある技術を学ぶことで、参加者は新たな知識とともに、素晴らしい体験を得ることができます。

メタバース『ワールドポータル by Kyocera』

同時に制作された『ワールドポータル by Kyocera』も注目を集めています。こちらは京セラが取り組むサステナビリティ活動をテーマにしており、京都府京田辺市に位置する「京セラの森」をモチーフにした仮想空間が構築されています。このポータルでは、自然とテクノロジーの融合を体験しながら、さらなる四つのメタバースワールド『ファインセラミックワールド』へと移動することが可能です。

株式会社往来について

今回のプロジェクトを担当した株式会社往来は、VRやXRを駆使したクリエイティブスタジオです。代表取締役兼CEOの東智美氏が率いるこの企業は、クライアントのニーズに応える形で、心に残るバーチャル体験の提供を目指しています。すでに、横須賀市とのメタバースプロジェクトなども手掛けており、さまざまな企業や自治体のVR/XR関連業務をサポートしています。

最近の技術革新により、VRがもたらす体験の幅は広がりを見せています。今後も、こうした新しい空間を通じて私たちがどのように学び、体験を深めていくのか注目です。