三重県四日市市に位置する都ホテル四日市では、2024年9月と10月に特別な文化講座が開催されます。この講座は「温故知新‐三重の文化にふれる‐文化講座2024」というテーマのもと、地域の文化を深く理解し共有することを目的としています。開催日は9月4日、9月18日、10月9日、10月23日の4回で、各回異なる講師が登壇します。
講師陣は、萬古焼作家の清水醉月氏と清水きし代氏、鈴鹿医療科学大学副学長の髙木久代氏、そして地元茶業の萩村浩史氏の4名です。これらの講師はそれぞれ文化や健康についての専門知識を持ち、参加者にとって非常に有意義な時間を提供することでしょう。
講座は、11時から12時30分まで行われ、その後は12時30分から14時までのランチタイムが用意されています。ランチは洋食のセミコースが提供され、10月9日には和食の薬膳料理が楽しめます。また、食後には萬古焼の茶器が使用された伊勢茶が提供され、講師と参加者が気軽に交流できる場となります。
萬古焼の清水醉月氏と清水きし代氏は、伝統的な作品に加えて、新しい技法を使った独自の作品も手掛けています。特に、彼らが作成した「萬古焼盛絵酒盃」は、2016年のG7伊勢志摩サミットの夕食会でも使用され、その名は広まりました。
髙木久代氏は、日本薬膳学会の代表理事として、薬膳の普及に努めており、健康をサポートする食事法を教えています。彼女の講義は、身体の健康と食の大切さについて考えさせられる内容です。
さらに、萩村浩史氏は、鈴鹿山麓を拠点に抹茶、玉露、かぶせ茶を栽培・製造しており、その美味しさは数々の賞で証明されています。彼の茶業に対する情熱は、参加者にとっても新たな発見となるでしょう。
参加希望の方は、事前の予約が必要です。参加費はお一人あたり8,000円で、受付は10時30分から始まります。食材の入荷状況によりメニューが変更される場合もあるため、事前にお問い合わせいただくことをお勧めします。特別イベントのため、各種割引は適用されませんが、この機会に三重の豊かな文化に触れ、学び、楽しむ特別な一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
詳細や予約は都ホテル四日市の公式ホームページまたはインスタグラムからご確認ください。