Dynabookが新たに大阪でLCMセンターを開設
Dynabookは、PCのライフサイクルマネジメント運用サービスの強化を目的とし、西日本に新しい生産拠点「Dynabook 西日本LCMセンター」を開設することを発表しました。この拠点の設立は、既存の千葉にあるPC総合サポートセンターに加えた新たな動きであり、サービスの受け入れキャパシティの拡大や西日本エリアでの事業推進の一環として注目されています。
新たなセンターの概要
新設される西日本LCMセンターは、大阪府内に位置し、2025年度の上期に稼働開始が予定されています。このセンターでは、PCのキッティングや修理など、PCライフサイクルに関連するさまざまな業務が行われ、月間で約20,000台の作業が行えます。さらに、千葉のPC総合サポートセンターと合わせると、全体の生産能力は150%増となり、合計で毎月約60,000台の作業が可能になります。
利便性向上とBCP対策
新しいセンターを持つことで、特に西日本エリアのお客様に対してリードタイムが短縮され、迅速な対応が実現します。これにより、お客様は時間的な余裕を持てるようになり、より効率的に業務を進められると期待されています。また、今後の災害時に備えた事業継続計画(BCP)対策としても、2拠点体制が重要な役割を果たすでしょう。
LCM運用サービスの拡充
Dynabookはこの新センターの設立を通じて「LCM運用サービス」の契約ユーザー数を2027年度までに約2倍にする方針を掲げています。この運用サービスは、企業のIT部門が負担と感じるPCの運用管理を代行するものであり、業務の効率化を図る重要なサービスです。2022年のリニューアル以降、専用Webポータルを通じた業務の透明化が実現し、お客様の利便性を大きく向上させています。
未来への展望
Dynabookは、「コンピューティングとサービスを通じて世界を変える」という企業ビジョンに基づき、今後も「LCM運用サービス」や「PCアセットモニタリングサービス」を通じてお客様にさらなる価値を提供していく考えです。新センターの設立は、こうした取り組みの一環であり、地域社会やお客様にとって新たなメリットをもたらすことでしょう。
今後のDynabookの展開に期待が高まります。