ゼロカーボンシティ宣言
2025-06-05 13:26:30

岐阜県揖斐川町と大垣共立銀行が脱炭素化に向けた協定を締結

岐阜県揖斐川町の脱炭素化に向けた新たな一歩



岐阜県揖斐川町、大垣共立銀行、そして株式会社バイウィルの3者は、地域の環境への取り組みを強化するため、2025年6月4日に「ゼロカーボンシティ実現に向けたJ-クレジットの活用に関する連携協定」を締結しました。これにより、揖斐川町の持続可能な発展と脱炭素社会の実現を目指す新たなビジネスモデルの創出を共に進めていきます。

協定の目的と内容


この連携協定の目標は、地域におけるカーボンニュートラルおよびサーキュラーエコノミーの実現です。それに向けて、3者は以下の事項に協力します:

1. 環境価値に関する情報やサービス、ノウハウの提供
2. 環境価値を活用した新たなビジネスモデルの創出
3. その他、協定の目的に資する事項

これまでの取り組みでは、揖斐川町は2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることを目指し、「ゼロカーボンシティ宣言」を行っています。この宣言は、いび川農業協同組合、揖斐川町商工会、揖斐郡森林組合との共同作業の結果であり、持続可能な地域づくりに向けた姿勢を示しています。

大垣共立銀行とバイウィルは2023年9月に顧客紹介契約を締結し、揖斐川町と共に更なる協力体制を築いてきました。この新しい協定は、その延長線上での重要なステップとして位置付けられています。

J-クレジットとは


J-クレジットとは、省エネ設備の導入や再生エネルギーの利用という事業者の取り組みによって得られたCO2の排出削減量を「クレジット」として国が認証したものです。このクレジットは他の企業に売却することが可能で、それを購入した企業はカーボン・オフセットに使用することができます。今後、揖斐川町ではこのJ-クレジットを用いた取り組みを積極的に進め、新しい価値の創出を目指します。

今後の展望


今後、3者は協力して、J-クレジットの創出と流通を進めていく予定です。J-クレジットの創出方法として、まずはLED設備の導入を検討しており、その後も多様な手法を取り入れていく考えです。バイウィルは、プロジェクトの登録から審査、さらに創出したクレジットの販売までをサポートし、地元の特性を生かした取り組みを強化していきます。

揖斐川町、大垣共立銀行、バイウィルの連携は、地域の持続可能な未来に向けた大きな一歩であり、他の地域においてもモデルケースとして注目されることでしょう。これからの進展に期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
株式会社バイウィル
住所
東京都中央区日本橋2-3-21群馬ビル6階
電話番号
03-6262-3584

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