マネーフォワード クラウド会計の新機能
株式会社マネーフォワードが提供する『マネーフォワード クラウド会計』が、国税庁のe-Tax電子申告に対応した「決算書XBRL形式出力機能(β版)」の提供を開始しました。これにより、決算書をXBRL形式で出力することが可能となり、電子申告がスムーズに行えるようになります。この新機能は、特に法人税申告を行うユーザーにとって業務の効率化を促進するものです。
新機能の背景
令和7年1月に施行される改正により、申告書及び添付書類の収受日付印が廃止され、電子申告のニーズがさらに高まっています。これまで、『マネーフォワード クラウド会計』は他社の競合税務申告ソフトと比べて、XBRL形式での出力ができないため、電子申告に不便さを感じていたユーザーの声が多く寄せられていました。そこで、この新機能が実装されることで、顧客の要望に応えることができるようになりました。
新しい出力機能の使い方
「決算書XBRL形式出力機能(β版)」を利用することで、法人の標準的な決算書科目に基づいてファイルを出力することができます。将来的には、合同会社にも対応する予定で、正式版ではユーザーが任意で作成した決算書科目やその出力設定にも対応する見込みです。
利用手順はシンプルで、以下の通りです:
1. 『マネーフォワード クラウド会計』の「決算・申告」の「決算書」画面で「エクスポート」をクリックする。
2. 「決算書 電子申告出力(XBRL)(β)」を選択し、出力する決算書科目をチェック。
3. 最後に出力したファイルをe-Taxにインポートするだけで完了です。
このシンプルな手続きが、日々の業務の効率を大幅に向上させるでしょう。
マネーフォワード クラウド会計とは
『マネーフォワード クラウド会計』は、法人決算を簡素化するためのクラウドベースの会計ソフトです。取引の入力や仕訳の自動化により、従来は手間のかかっていた会計業務を効率よく進めることができます。税制改正や消費税の増税にも自動で対応し、インボイス制度及び電子帳簿保存法にも準拠しています。これにより、企業は最新の法制度に適応しやすくなります。
今後の展望
『マネーフォワード』は今後も、スムーズな電子申告を実現するための機能改善を進めたり、ユーザーからのフィードバックを基に自社サービスの強化に努めていく旨を明らかにしています。このような積極的な取り組みが、会計業務の質を向上させ、さらに多くのユーザーの支持を得ることにつながるでしょう。
新機能の詳細については、
こちらのリンクをご確認ください。
会社情報
- - 名称: 株式会社マネーフォワード
- - 所在地: 東京都港区芝浦 3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F
- - 設立: 2012年5月
- - 事業内容: プラットフォームサービス事業
詳細については公式ウェブサイトをご覧ください:
こちら。