コロナ禍を逆手に取った串揚げ専門店の新たな挑戦
新型コロナウイルスの影響で、多くの企業が業績を悪化させる中、串揚げ専門店「株式会社なかや」が逆境を乗り越えようと積極的に人材を雇用し、デリバリーサービスを開始しました。コロナ禍に生まれ変わったその経営戦略について詳しくご紹介します。
人材雇用の大躍進
コロナ禍では飲食業界が特に厳しい状況に直面しており、多くの企業が人件費削減の一環として従業員の解雇や退職を行っています。その中で、株式会社なかやは非常に異なる道を選びました。新型コロナウイルスが猛威を振るっているにもかかわらず、同社は雇用人数を5倍に増加させ、優秀な料理人たちが集まってきました。この戦略的決定は、後に大きな成果をもたらしました。
賄いから始まる新しい試み
通常、賄いとして利用される食材を使って、新しい料理の試作を進めていた同社は、厳しいコロナの影響下でもその努力を続けました。新たに加入した腕利きの料理人たちの助けもあり、料理のクオリティが向上。その結果、賄いのメニューが市場で価値ある商品として変貌を遂げ、デリバリー販売の開始へとつながります。
注目のデリバリーメニュー
同社のデリバリーサービスでは、次のようなお弁当が提供されます:
- - チキン南蛮タルタル弁当 1,500円(税込)
- - 大葉春巻き弁当 1,400円(税込)
- - 牛ほほ肉の赤ワイン煮込み弁当 2,000円(税込)
それぞれの料理は、イメージ以上のクオリティで提供され、安心して家庭で楽しむことができます。
地域との絆を深める
デリバリーサービスの開始により、同社は地域社会への密着度を一層高めました。「おかずマルシェ」にて2021年から始まったテイクアウトサービスも、子育て世代や共働き世帯のニーズに応える形で、地域の家庭をサポートしています。この取り組みは、忙しい日常の中で時間のない家庭に柔軟なサービスを提供するものです。
フードロス削減とSDGsへの貢献
テイクアウトサービス開始に伴い、フードロス削減にも力を入れています。デリバリーサービスの導入により、無駄を減らしながら、地球環境への配慮を大切にした食文化の発展を目指します。職人の手による心のこもったお弁当を通じて、地球にも優しい取り組みを進め、持続可能な社会の実現に寄与しています。
今後の展望
株式会社なかやは、引き続きデリバリー専用のメニューや衣の開発に取り組みつつ、店舗での飲食再開に向けたコロナ対策や従業員の健康管理を徹底して行っていく方針です。今後も、串揚げを求めるお客様にお応えできるようアプローチし続けます。
会社概要
株式会社なかやは2017年に設立され、串揚げ業界において高い評価を得ています。代表の依知川はアルバイト時代の賄いで食べた車海老の串揚げに感銘を受け、以降この業界での成長を追求。2011年には串衛門を継承し、その後V字回復を果たしました。また、近年では多店舗展開を実現し、串揚げの楽しさを広めています。
本件に関するお問合せは、以下までご連絡ください。
- - 担当者:依知川高明
- - TEL:090-4390-0401
- - メール:[email protected]
- - URL:[公式サイト](https://bit.ly/3hYPybB)
地域のニーズに応えながら、今後も様々な試みに挑戦していく株式会社なかやから目が離せません。