シャープ株式会社は、環境省が推進する「生物多様性のための30by30(サーティ・バイ・サーティ)アライアンス」に参画したことを発表しました。
このアライアンスは、2030年までに生物多様性の損失を食い止め、回復させる(ネイチャーポジティブ)という目標達成に向けた取り組みです。具体的には、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全することを目指しています。
シャープは、多様な生物が共存する生態系が、企業や個人の豊かな生活環境をもたらすと認識し、2009年度に「シャープ生物多様性イニシアティブ」を策定。日本だけでなく、世界各地で環境保全活動を推進してきました。
今回のアライアンス参画を通じて、同社は生物多様性の保全と持続可能な社会の実現に向けた取り組みをさらに強化していく方針です。具体的には、以下のような活動を積極的に展開していくとしています。
自社事業における環境負荷の低減
サプライチェーンにおける環境配慮の推進
地域社会との連携による生物多様性保全活動
従業員への環境教育
シャープは、30by30目標の達成に貢献することで、地球環境の保全と持続可能な社会の実現に貢献していくことを目指しています。