ベター・プレイス、シリーズCで総額3億円調達!企業年金で働く人の資産形成を支援
株式会社ベター・プレイスは、企業年金・退職金制度の導入・設計をサポートする企業です。同社は、サファイア・キャピタル株式会社、株式会社Dual Bridge Capitalなどから総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。これにより、累計調達額は約15.4億円となりました。
今回の資金調達では、地方銀行との提携を強化し、全国の中小企業への企業年金制度導入支援を強化していく方針です。また、企業型DC「DCつみたてプラン」の加入促進にも力を入れていくとのことです。
企業年金制度の現状と課題
日本の企業の99%以上が中小企業ですが、従業員100名未満の企業で企業年金が導入されているのはわずか16%です。厚生年金被保険者の約6割が、企業年金に加入できていないという現状があります。
ベター・プレイスは、このような状況を改善するため、「はぐくみ企業年金」を中心とした企業年金制度の普及拡大を目指しています。「はぐくみ企業年金」は、基金設立からわずか6年で導入法人数が2,263、加入事業所数2,606、加入者数67,180人にまで増加しています。
資金調達の目的
今回の資金調達により、ベター・プレイスは以下のような取り組みを強化していきます。
地方銀行との提携強化による「はぐくみ企業年金」の全国展開
企業型DC「DCつみたてプラン」の加入促進
人材先行投資、広告宣伝費、年金DXシステム開発など
ベター・プレイスは、企業規模や居住地域に関わらず、従業員が希望する企業年金を自由に選択・導入できる環境を構築することで、富裕層ではない一般の人々の資産形成を後押ししていくことを目指しています。
企業理念とサービス
ベター・プレイスは、「ビジネスを通じて、子育て世代と子どもたちが希望を持てる社会をつくる。」という企業理念を掲げ、富裕層ではない一般の人々が「お金の心配なく」「自分らしく働ける」社会を目指しています。
主なサービスは以下のとおりです。
企業年金DXシステム「はぐONE」の提供
「福祉はぐくみ企業年金基金」企業年金・退職金制度導入設計・サポート
企業型確定拠出年金導入設計・サポート
* 福祉業界向けITシステム開発
ベター・プレイスは、企業年金制度の普及を通じて、働く人々の資産形成を支援し、より良い社会の実現を目指しています。