災害はいつ訪れるかわからず、その瞬間にどう行動するかが生死を分けることもあります。 そんな中、注目を集めているのが2026年2月に埼玉県杉戸町で開催される「第13回協働型災害訓練」です。今回のプログラムでは、元在日米陸軍の消防士である熊丸由布治氏が講師を務め、その経験に基づく「ファーストレスポンダー訓練(初級編)」を行います。
災害が発生した際に最も重要なのは、発災直後の数分間の行動です。行政や消防の救助が到着するまでに、現場での適切な判断と行動が求められます。しかし、実際のところパニックに陥った場合、多くの人は知識を持っていても思うように動けないものです。そこで熊丸氏は、米軍消防で習得した「インシデント・コマンド(現場指揮システム)」の視点を取り入れながら、現場をどのようにコントロールし、他者と協力するかを教えてくれるのです。
熊丸由布治とその背景
熊丸由布治氏は、元米軍基地の消防署で消防士として数々の緊急事態に対応してきた経験豊富な実践者です。現在は株式会社ベアーズ・プランニングの代表として、全国各地でファーストレスポンダー教育を展開しています。彼の指導は単なる技術的な内容に留まらず、極限の状況において冷静に優先順位をつけることの重要性を強調します。
訓練の内容
本訓練の内容は非常に実践的です。参加者は、米軍式の現場管理術に基づく「声掛け」や「役割分担」を学びます。誰もが知っている救急法の知識を、実際の現場でどう活用するかを体験を通じて学ぶ機会になります。また、自分が処置を行うだけでなく、現場全体を俯瞰し安全を確保するためのリーダーとしての心構えも育てられます。
開催概要
イベントは2026年2月6日(金)・7日(土)に、彩の国いきいきセンターすぎとピアとオンラインで行われます。参加費は1日3,000円で、地域在住の方や周辺自治体の防災関係者には参加費無料の特典も用意されています。また、会場参加の場合は2日間の割引チケットも用意されています。
この訓練は、災害対応の成否を左右する重要な知識とスキルを得るための絶好の機会です。興味のある方は、事前登録をお忘れなく。地域の安全・安心のために、共に学び、共に備えましょう。参加申し込みはPeatix特設ページから可能です。参加者が自らの判断力を高めることで、地域全体の助け合いと支え合いの精神を強化することが期待されます。