イマリ・ホットエアータービンの革新
佐賀県伊万里市に本社を持つ「イマリ・ホットエアータービン」(iHAT)は、再生可能エネルギーの未来を見据えたプロジェクトを始動しました。 2024年9月29日から、国内最大のクラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」にて、バイオマスを利用したエネルギー発電に特化したプロジェクトがスタートします。このプロジェクトは、「不要なものを価値に変える」という理念のもと、新たな地域エネルギーの創出を目指しています。
開発の背景
iHATの技術開発のきっかけは、汚泥焼却炉との出会いでした。これを通じて、急激に変化する電力需給のバランスや多発する自然災害に対する危機感が高まりました。そして、高効率な発電技術の不足を実感。脱炭素社会を実現するためには、高効率な代替エネルギーの開発が急務であると考え、多種の廃棄物を活用した熱風タービンによる発電技術の開発に取り組んでいます。
特許技術の紹介
iHATは、以下の特許技術を提案しています。
- - 燃焼装置: 回転式バイオマスバーナー
- - 燃焼システム: ホットエアータービン発電機との併用で、バイオマス燃焼と熱交換を組み合わせたシステム
- - 廃熱回収システム: 工場ボイラーとの相互作用で熱を再利用するシステム(現在特許出願中)
これら技術を活かして、様々な廃棄物燃料から熱(温水・蒸気・温風)を生成し、そのエネルギーを用いて発電を行います。
持続可能な地域エネルギーシステムの構築
iHATは、地域固有の燃料を利用したエネルギー供給を目指します。この取り組みにより、エネルギー効率の高い小型分散型発電システムが普及し、持続可能な地域エネルギーシステムが確立されるでしょう。加えて、これにより地域循環と地域貢献のモデルが形成されることを期待しています。
クラウドファンディングによる支援のお願い
プロジェクトへの参加方法は、「CAMPFIRE」でのクラウドファンディングを通じて実現します。寄付者には各種リターンが用意されており、5,000円の支援でも感謝のメールとプロジェクトの進捗報告が受け取れます。さらに、上位の寄付額に応じて試作機の見学や特別レポートも提供予定です。
未来へのビジョン
再生可能エネルギーの創出は、脱炭素社会への第一歩です。iHATの取り組みは、持続可能な未来を実現するための重要な一歩として位置づけられています。各々の力が集まることで、より良い未来の実現に向かって我々は進んでいきます。これからのエネルギーの形に共にご支援いただければ幸いです。
プロジェクト名:
日本に寄り添う技術でエネルギーを創造する
期間:
2024年9月29日~2024年12月12日
詳細な情報は、
CAMPFIREページをご覧ください。