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メキシコ観光局、10万人渡航者突破を祝うイベントを実施

メキシコ観光局は、日本人渡航者数が10万人を突破したことを記念し、特別なイベントを開催しました。このイベントは、メキシコと日本の関係がますます強化されていることを象徴するもので、多くの来賓が参加しました。

メキシコ観光局の駐日代表であるギジェルモ・エギアルテ氏は、「日本はアジアからのメキシコへの渡航者数が最も多く、特にラテンアメリカの国々においては率いる存在です。日本からの訪問者数は過去5年間で38%も増加しています」と報告しました。この成長の背景には、両国間のビジネスが盛んであることや、観光の多様化が挙げられます。

近年は、定番の遺跡巡りやカンクン観光だけでなく、ワイナリーツアーやダイビング、そして世界遺産に登録された街プエブラやグアナファト、ケレタローネームも人気を集めています。これにより、旅行者の興味が広がっていることを強調しました。

イベント当日は、駐日メキシコ大使クロド・ヘレル氏が祝辞を述べ、さらに、アイドルグループ「チームしゃちほこ」のメンバーも参加し、盛り上がりを見せました。このグループはデビュー曲『首都移転計画』がメキシコのiTunesチャートで初めて1位を獲得したことから、メキシコに対する人気が高まっている様子が伺えます。

「カンクンは本当に美しい場所です」「ぜひメキシコに行ってみたい」といった声が寄せられ、名古屋市とメキシコシティが姉妹都市であることを活かした地域交流も話題に上りました。その中で、名古屋の有松絞りの風呂敷や名古屋名物がエギアルテ氏に贈られました。

　
イベントのハイライトには、ユネスコの世界無形文化遺産に認定されたメキシコ料理が並ぶ贅沢なブッフェ、多様なメキシコワインとプレミアムテキーラ、さらにメキシカンアルパの生演奏がありました。また、メキシコ音楽をアレンジした新進気鋭のDJ SHINGO NAKAMURAによるパフォーマンスも観客を楽しませました。

加えて、クリスマスの風物詩であるピニャータ割りのアクティビティも行われ、参加者たちは笑顔で抽選券を手にする瞬間を楽しみました。これらの企画を通じて、メキシコの文化や魅力を再発見する時間が提供されました。

このイベントがメキシコへの理解を深め、日本からの観光促進に寄与することが期待されています。今後も、メキシコと日本の友好関係がさらなる発展を遂げることが望まれます。

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