医薬基盤・健康・栄養研究所が新たな一歩を踏み出す!
医薬基盤・健康・栄養研究所は、来年度から法人設立10周年を迎えるにあたり、新しいロゴと英語略称に刷新することを発表しました。この革新により、当法人の理念や未来への展望が視覚的に表現され、海外の人にも理解されやすい名前を目指すことが狙いです。これらは2025年4月1日から正式に使用される予定です。
新しい英語略称:NIBN
新たな英語略称は、「National Institutes of Biomedical Innovation, Health and Nutrition」から、NIBN(エヌ・アイ・ビー・エヌ)に変更されます。これにより、国際的なコミュニケーションが円滑になり、研究成果をグローバルに発信しやすくなります。従来の略称であるNIBIOHNは、海外の方から「読みづらい」「覚えにくい」といった意見が多く寄せられていました。この改善により、研究が持つ重要性を広めるための足がかりとなることでしょう。
新しいロゴのコンセプト
新ロゴは『ロウソクの灯』をテーマにしており、当法人の理事長である中村祐輔氏が、外科医として経験した病気との戦いにおけるわずかな希望を象徴しています。このロウソクの灯は、病と闘う方々や健康を願う全ての人々にとっての希望の光と位置づけられており、当法人が提供する研究の重要性を再確認させるものです。
ロゴデザインには、健康や病気の治癒を願う人々の希望の象徴としての「ロウソクの灯」だけでなく、当法人が特に注力している医薬と健康・栄養の「融合領域」を象徴するモチーフも盛り込まれています。具体的には、ロウソクの輝きを象徴する十個の円が描かれており、これは一人ひとりに応じた食事や運動、医療を提供するという法人の使命を表現しています。
今後の展開
新しいロゴや英語略称は、当法人のウェブサイトやプレスリリース文書などで、2025年4月1日以降に順次反映されていきます。これに伴い、医薬基盤・健康・栄養研究所の活動がより多くの人に理解され、さらなる発展の一助となることが期待されています。
刷新の背景
今回のロゴ刷新は、医薬基盤研究所と国立健康・栄養研究所が統合して10周年を迎えることを契機としています。2015年の設立以来、メディカルサイエンスとヘルスサイエンスの両方の研究に取り組み、科学技術の向上を図ることで国民経済の健全な発展に寄与することを目指しています。新ロゴは、病と闘う人々にとって希望の灯となる研究を実現させるという理念を示しています。
当法人は今後も、健康長寿の実現に向けた様々な研究を展開し、一人ひとりに寄り添う存在であり続けることを目指しています。ロゴの刷新を機に、さらなる挑戦を続け、自らのミッションを社会に還元していく所存です。これからも医薬基盤・健康・栄養研究所の動向にご注目ください。