VR恐竜展システム公開
2024-07-10 16:30:19

大日本印刷と福井県立大学が共同開発!VRで恐竜の世界を体感できる「VR恐竜展システム」が福井県立恐竜博物館に登場

恐竜の世界をVRで体感!福井県立恐竜博物館に「VR恐竜展システム」が登場



大日本印刷株式会社(DNP)と福井県立大学は、恐竜の魅力を伝える「VR恐竜展システム -福井恐竜編-」を共同開発し、2024年7月17日(水)から福井県立恐竜博物館で公開しました。

本システムは、画像認識とVR(仮想現実)技術を用いており、来場者は恐竜や展示物のミニチュアを自由に配置することで、ディスプレイに映る展示会場が原寸大のスケールで再現されます。福井県立大学が保有する「福井県で発見された恐竜の全身骨格3Dデータ」を活用することで、学術的な視点に基づいた教育コンテンツとなっています。

自分だけの恐竜展をバーチャル空間で作成



「VR恐竜展システム」では、恐竜や壁、人物などのミニチュアパーツを自由に配置して、自分だけの恐竜展をイメージした会場を作成することができます。作成した空間はディスプレイに表示され、ゲームコントローラーを使って自由に移動しながら、展示を鑑賞できます。ミニチュアパーツは、VR技術によってバーチャル空間では原寸大の比率で表示されます。

恐竜研究の成果を体験できるコンテンツ



本システムでは、福井県立大学が保有する「福井県で発見された恐竜の全身骨格3Dデータ」が使用されています。研究成果を反映したデータにより、来場者は生物としての恐竜の魅力を体感し、恐竜研究や古生物学、地質学などへの興味関心を高めることができます。

恐竜展を企画する疑似体験も



今井拓哉准教授の監修のもと、バーチャル空間での恐竜の解説パネルの設定や、展示会場内を鑑賞して周る導線の設計など、実際に恐竜展を企画する際の工程を体験することができます。本格的な恐竜展を疑似体験することで、観る側だけでなく、つくる側の視点からも楽しむことができます。

地域の魅力発信と教育コンテンツとしての活用



DNPは、本システムを基にしたワークショップ向けツールの開発や、福井県立大学との新たな恐竜コンテンツの開発などを推進していきます。また、地域の魅力を体験できるコンテンツや美術館・博物館との鑑賞システムの開発など、DNPの多様な取り組みとも連動させて、自然科学に対する生活者の興味関心を高める機会の創出を目指しています。

恐竜好き必見!福井県立恐竜博物館へ



「VR恐竜展システム」は、福井県立恐竜博物館の本館3Fで公開されています。恐竜好きはもちろん、子供から大人まで楽しめるコンテンツとなっていますので、ぜひ足を運んでみてください。


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