米焼酎「ねっか」が新酒を発表!
福島県只見町の「ねっか奥会津蒸留所」から、2024年度の新酒が登場しました。この地域はユネスコエコパークに認定されており、自然環境に恵まれた酒造りが行われています。新酒のラインナップは、定番の「ねっか」をはじめ、もち米を使った「めごねっか」、高い吟醸香を誇る「ばがねっか」の3種類です。毎年11月に「ねっか」と「めごねっか」が、12月には「ばがねっか(壱型)」が新たに市場に登場します。 今年も無事に新酒が出来上がり、多くのファンを楽しませることでしょう。
自然環境の恩恵と厳しい気候
2024年夏の猛暑は全国各地で米作りや酒造りに影響を及ぼしましたが、幸運にも只見町では豊かな自然環境のおかげで高温障害を避けられました。冬場は特別豪雪地帯で、3メートルを超える積雪がある只見町では、雪解け水が田んぼに冷たい水を供給し、稲を守ってくれるのです。非常に恵まれた環境が、全量自社栽培した高品質の酒米を育む要因にもなっています。 そのため、2024年秋に収穫した酒米は粒揃いで、昨年よりも優れた仕込みが期待できる状態でした。
日本酒の技術が光る
米焼酎「ねっか」の醸造には、日本酒の製法が応用されています。ユネスコに無形文化遺産として認定された伝統的な酒造り技術は、米焼酎にも受け継がれています。具体的には、米を蒸して麹を作り、醪(もろみ)を発酵させる工程が行われ、これにより日本酒の2倍以上の香気成分を持つ米焼酎が完成しました。 これこそが「ねっか」の最大の魅力であり、多くの愛好者を引きつける要因と言えるでしょう。
新酒ならではのフレッシュな味わい
新酒の中でも「ねっか」と「めごねっか」、「ばがねっか」は原料や精米歩合が異なるものの、製法には共通点があります。この時期だけ楽しめる新酒の飲み比べは、ここでしかできない贅沢な体験です。また、年末年始のイベントとして、フレッシュな味わいと豊かな香りを楽しむことができます。
ねっか奥会津蒸留所の理念
「ねっか奥会津蒸留所」は、地域を守るために自らの米を使用して酒造りを行っており、農業と酒造りを通じて持続可能な地域づくりに貢献しています。JGAP認証を受けた自社圃場で米を栽培し、環境への配慮も欠かさず、安心して飲める酒を提供しています。さらに、再生可能エネルギーの使用や環境負荷を減らすための取り組みも積極的に行っています。
まとめ
米焼酎「ねっか」の新酒は、その伝統的な酒造りと、恵まれた自然環境の中で生まれた美味しいお酒です。2024年度の新酒の出来をぜひ楽しんでみてください。
商品情報:
- 原材料:米、米麹
- 蒸留方法:減圧蒸留
- アルコール度数:25度
- 価格:1,870円(税込)720ml
- 原材料:米、米麹
- 蒸留方法:減圧蒸留
- アルコール度数:20度
- 価格:1,650円(税込)720ml
- 原材料:米、米麹
- 蒸留方法:減圧蒸留
- アルコール度数:25度
- 価格:2,530円(税込)720ml
「ねっか」を通して、福島県只見町の美しい自然と伝統文化に触れてみませんか?