ルワンダにおける上水道整備事業準備調査を受託!

水供給の未来を切り拓くルワンダの上水道整備事業



この度、我々株式会社NJSが、国際協力機構(JICA)から「ルワンダ国マサカ上水道整備事業準備調査」の業務を受託しました。本業務は、ルワンダのキガリ市における都市化が進む中での飲料水供給の改善を目指す重要なプロジェクトです。

背景


ルワンダは、2022年時点で1,320万人の人口を抱え、その中の約180万人が首都キガリ市に集中しています。急速な都市化が進行する中、飲み水の供給が大きな課題となっており、2035年にはキガリ市の人口が380万人に達すると予測されています。この人口増加に対応するため、上水道施設の整備が緊急に求められています。政府が長期的な開発計画「Vision 2050」において、飲料水へのアクセス率を99%に向上させることを目指しているため、本事業の重要性は一層高まっています。

本事業は、キガリ市のマサカ地区に焦点を当て、アカゲラ川の地下水を水源とした取水施設、浄水場、配水池、送配水管網などを整備することで、安定した水供給の実現を図ります。これにより、アフリカの経済成長と人々の生活環境の向上に貢献します。

事業の目的


本プロジェクトの主な目標は、マサカ地区において新しい取水施設や浄水場、配水池、送配水管網を整備し、常に安全で安定した給水を実現することです。これにより、地域の住環境の改善を図ります。

具体的な工程


事業では、以下のような具体的な工事やサービスが予定されています。
  • - 土木工事:浄水場(1日あたり20,000m³)、取水井戸(最大20本)、導水管(4.6km)、送水管(11.2km)、配水池(8箇所)、配水管(15.9km)の設置
  • - 各戸への接続のための給水設備や水道メーターの整備
  • - コンサルティングサービス(詳細設計、入札補助、施工監理など)も提供します。

期待される成果


マサカ地区の人口は、2035年までに今の約26,000人から169,000人へと大幅に増加する見込みです。これにより、地域全体の生活水準の向上が期待されています。加えて、2035年にはこの地域の総人口は約435,000人に達すると予測されており、経済成長にも大きく寄与するでしょう。

契約詳細


本業務の履行期間は2024年6月5日から2025年6月27日までとなります。契約金額は約1.6億円(税込)で、我が国の円借款事業に関連した事業として重要な一歩を踏み出します。

まとめ


ルワンダの上水道整備事業は、地域の安全な水供給を実現するとともに、住民たちの生活の質を向上させることを目的としています。我々の取り組みが、将来の明るい水供給の未来を築いていくことを期待しています。

会社情報

会社名
株式会社NJS
住所
港区芝浦1-1-1
電話番号
03-6324-4355

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