TBSがCES2025に初出展、革新的リモートプロダクションシステムを披露

TBSが世界最大級のテクノロジー展示会に出展

2025年1月、アメリカ・ネバダ州ラスベガスで開催される「CES2025」に、TBSが出展することが決まりました。このイベントは、最先端の技術を一堂に会する世界最大級の展示会で、TBSは日本パビリオンブース内にて映像伝送に革新をもたらす「Live Multi Studio」を紹介します。

Live Multi Studioについて

「Live Multi Studio」（LMS）は、TBSとWOWOWが共同開発した、映像・音声・制御信号の伝送を行うソフトウェアです。このソフトウェアは、一般的なインターネット回線を使用して、放送局と同等のクオリティで映像を伝送することが可能です。特筆すべきは、特許を取得した“Multi Latency”機能です。これにより、単一の帯域から超低遅延映像とある程度遅延はあるが高品質な映像を同時に生成することができます。これまでの技術では成し得なかった新たな体験を提供するため、映像制作分野だけでなく、VTuberビジネスやイベント、メディアアート、遠隔制御など多岐にわたる分野から注目を集めています。

受賞歴

「Live Multi Studio」はその革新性から、2024年には日本民間放送連盟賞の技術部門で最優秀賞を受賞。また、第1回Tech Direction Awardsではデジタルサービス部門でシルバー賞を獲得し、その優れた技術が広く認められました。

CES2025出展情報

出展は現地時間で2025年1月7日から10日まで行われます。会場はVenetian Expoの1階Eureka Parkで、ブース番号は「61217 JAPAN TECH」に設定されています。TBSでは、リモートプロダクションのデモを通じて、LMSの具体的な性能を示す予定です。これにより、来場者は最新の映像技術がどのように活用されているのかを実感することができるでしょう。

さらに、公式サイトでは製品の詳細情報や紹介動画も公開されており、興味がある方は以下のリンクをチェックしてください。

「CES2025」の公式サイトにも情報が掲載されていますので、ぜひご覧ください。

TBSによるCES2025での出展は、日本の映像技術が世界に誇るべきものであることを証明する絶好の機会です。新たな革新がどのように映像産業を変革していくのか、期待が高まります。

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