ダノンジャパンが地域を支える新たな取組み
群馬県館林市に位置する城沼総合運動場が新たに「ダノンスポーツパーク」として生まれ変わります。これは、ダノンジャパン株式会社と館林市との間で結ばれた施設命名権契約によるもので、契約期間は2025年から2029年までの5年間です。この取り組みは、地域の健康づくりとスポーツ振興の一環として位置づけられています。
ダノンジャパンはフィヨルド地帯に拠点を置く国際的な食品企業で、特にチルド乳製品でその名を馳せています。2002年に館林市に工場を設立して以来、地域との交流を重視し、様々な社会活動を行ってきました。このたびの契約は、その一環としてさらなる地域貢献を目指すものです。
すでに「ダノン城沼アリーナ」として知られる城沼総合体育館の命名権を持つダノンジャパンは、今回の契約により、施設の範囲を拡大し、館林市の全住民にとっての健康の象徴となることを目指しています。これまで以上に、市民がスポーツを通じて健康を維持できる環境を提供していく計画です。
ダノンジャパンの代表取締役社長、ロドリゴ・リマ氏は、「ネーミングライツの拡大により、私たちが地域に貢献できることを嬉しく思っています。健康な生活を支える場所として、城沼総合運動場がさらに発展することを目指します」と述べています。
また、館林市の市長である多田善洋氏も、ダノンとの提携を評価し、「ダノンジャパン様の企業理念と城沼総合運動場のイメージは非常にマッチしています。この協力を通じて、健康と交流の場としての役割を果たすことを期待しています」と話しています。
この契約から得られる収益は、市の運営や維持管理費用に充てられる見込みです。ダノンジャパンのミッションである「世界中のより多くの人々に、食を通じて健康をお届けする」を体現する形で、地域の健康促進活動を支援していくことが期待されています。
館林市とダノンジャパンの強力な連携
今回の協定は、協力関係を一層強化するもので、市と企業が共に手を携えて地域連携を促進するための出発点となります。また、地域住民に向けて開催されるイベントや健康促進プログラムにも、ダノンジャパンが積極的に関与する計画があります。
このような取り組みにより、館林市はスポーツを通じた健康維持のための活動がさらに拡充されるでしょう。市民の皆さんにとって、ダノンスポーツパークは健康の維持やスリル満点なスポーツ体験を提供する場となることを期待しています。
ダノンジャパンの取り組みの背景には、「One Planet. One Health」というビジョンがあります。このビジョンのもと、地球環境と人々の健康は相互に関連しているとの考えが根付いており、これを基に、地域に根ざした健康的な生活の提案を行っています。なお、ダノンジャパンは、2020年に日本の大手消費財メーカーとして初めてB Corp認証を受けており、社会貢献や環境保護活動にも力を入れています。
借りることで得られた新たな名称は、地域の皆様に親しまれ、多くの人々にとって健康作りをサポートする象徴的な存在となることでしょう。ダノンスポーツパークは館林市の新たな顔として、今後の展開が楽しみです。