地域と若者をつなぐ新発想「ひがしかわ若者ふるさと住民制度」始動

新しい地域連携の形「ひがしかわ若者ふるさと住民制度」

2025年6月1日、北海道東川町は「ひがしかわ若者ふるさと住民制度」をスタートさせ、若者たちが地域とより深くつながる機会を提供します。この制度は、慶應義塾大学SFC研究所との共同研究の成果をもとに策定され、地域を自ら選ぶ「ふるさと」を育むことを目的としています。

LINEミニアプリの導入

この制度の運営をスムーズに行うため、9月4日よりLINEミニアプリが導入されました。アプリは若者が主体的に地域に関わり続けられるよう、登録から活動、交流の情報発信までの全てを一元化し、使いやすさと継続性を向上させています。

このアプリには以下の機能が備わっています:
1. デジタル住民証
- ユーザーはLINE上で簡単に登録し、デジタル住民証が発行されます。これにより、若者と町の関係性が視覚化されるという新しい仕組みが実現しました。

2. 活動ポイント制度「2291ポイント」
- 地域の祭りやボランティア活動に参加することで「2291ポイント」を貯めることが可能で、そのポイントは北海道の最高峰である旭岳の標高にちなんでいます。

3. Hometown Friendship Program
- 出身者が友人を招待する際の旅行費用を町が負担するプログラムです。参加者が自身のふるさとを友人に紹介できる機会を提供します。

4. 若者ふるさとメディア
- 若者の視点から東川町の魅力を発信し、SNSで情報を広めることを目的としています。

5. 若者ふるさと掲示板
- LINEオープンチャットを用いた交流の場で、住民同士が気軽にコミュニケーションすることができます。