新たなマーケットトレンドの浮上
2026年1月、中古車CtoBオークションサービス「セルカ」を運営するクイック・ネットワーク株式会社の発表によれば、この月の平均落札価格は2,332,449円となり、前年同月の2,161,427円から7.9%の上昇を見せました。これは中古車市場での価格上昇が続いていることを示しており、様々な要因がその背後にあります。
中古車市場の現状
現在の中古車市場では、輸出向けの需要が堅調に続いており、また新車販売が伸び悩む中で中古車の供給が抑制されています。新車の販売が不調であると、通常は下取り車の数も減少し、市場供給が減るため、価格が上昇することがあります。このような状況下、国内需要に加え、海外からのバイヤーのニーズも安定しており、結果として出品台数が減少しているにもかかわらず中古車相場は高止まりしています。
価格上昇の要因
クイック・ネットワークのデータによると、2026年1月の中古車成約データにはいくつかの興味深いトレンドが見られました。特に以下の点が価格上昇に寄与しています。
1.
高価格帯車両の成約数:
高価格帯の車両、例えばフェラーリ488やランボルギーニウラカン、ロールスロイスゴーストIIなどが多く取引されており、これが平均落札価格を引き上げる要因となっています。
2.
人気車種の安定した売上:
トヨタのプリウス、アルファード、ハリアー、スズキのジムニーといった人気車種は150万円から450万円の価格帯で安定した成約を見せており、実用性を重視する消費者に支持されています。
3.
広範な取引価格帯:
年式が古い軽自動車や走行距離の多い車両も数万円から30万円程度で取引されており、セルカは幅広いニーズに応える形での取引が行われています。
4.
高年式車両の出品増加:
2024年から2025年に登録された新車に近い中古車が多く出品されており、その中でもトヨタランドクルーザー250/300やクラウンスポーツの最新モデルは高い成約価格を示しています。
セルカの強み
勝ち抜き査定「セルカ」が市場で成功を収めているのは、全国の8,000社以上のバイヤーが参加する競争的なオークション形式にあります。この形式は、需要が集中しやすい車両の価値を高める仕組みを提供しており、販売者はより納得感のある価格で車両を売却できるようになっています。
市場環境に合わせてタイミングよく出品されることで、車種や年式を問わず高価格での取引が可能になります。競り合いによって価格が上昇する過程を可視化することで、売却者は「自分の車が評価され、価値が高まっている」という実感を得られ、安定した取引を実現しています。
セルカの未来
クイック・ネットワーク株式会社が提供する「セルカ」は、単に車両を売却するだけでなく、ユーザーに新たな体験を提供しています。従来の中古車流通の問題をEC化することで取引プロセスの効率化を実現し、手間をかけずに最高値での売却が可能となっています。これからの中古車市場においても、セルカの成長には大いに期待が寄せられています。