未完Projectの挑戦
2021-05-10 12:30:01
北海道で育つITエンジニアの卵たち、「未完Project」が目指す未来とは
北海道でITエンジニアを育成する「未完Project」
最近、社会のICT(情報通信技術)への依存度がますます高まり、デジタル技術の習得はもはや必須となっています。その影響を受けて、北海道で新たに始まった「未完Project」が注目を集めています。このプロジェクトは、北海道のITエンジニア志望者が育成され、社会で活躍できる人材へと成長することを目的にしています。
未完Projectの目的
「未完Project」は、単なる技術を学ぶ場ではなく、技術を日常生活や業務に活かす力を持つIT人材を育成することを使命としています。特に、札幌地域では高度なテクノロジー人材が求められていますが、そのような人材を育成するためのプログラムが不足しているのが現状です。
このプロジェクトは高校生や大学生を対象に、テクノロジーに対する理解と応用力を高め、最終的には自立した活動を行える人材を育てることを目指しています。具体的には、以下の4つのミッションが設定されています。
1. テック・クラスの発掘と育成
IT人材として活躍できる層を育成することが最初のステップです。地域に根付いた学びの場を提供し、技術を習得した人材が地域社会で活躍できるようサポートします。
2. 新たな事業の開発支援
テック・クラスの学生が新しい事業を構想する際に、支援を行います。アクセラレーター制度を導入し、アイデアをビジネスへと変えていく環境を整備します。
3. テクノロジー文化の醸成
イベントやワークショップを開催し、市民がテクノロジーに触れられる機会を提供することで、先進技術が身近に感じられる文化を育んでいきます。
4. 企業とのつながりの構築
地域にあるハイレベルな企業との接続を行い、学生に対して実際のビジネスの現場を体感させ、企業が求める人材像を理解できるようサポートします。
裏にある理念
「未完」とは、未だ完成されていないものを指しますが、これはプロジェクト名にも深い意味が込められています。完成から遠い、しかし成長の可能性を秘めた人材を育てていくという思いが込められています。このプロジェクトの運営は、地域社会全体に恩恵をもたらすことを使命としており、持続可能なエコシステムの創造を目指しています。
テクノロジーが拓く道
北海道の札幌は、多くの技術系教育機関や企業が集まっており、機械学習やVRなどの先進技術に関心を持つ学生が多く存在します。しかし、実際にはそのような学生が自らの技術を伸ばせる環境は十分ではありません。そこで「未完Project」は、これらの学生が安心して学べる場を提供し、後に地域で活躍できる人材へと成長させることを目指しています。
このように、未完Projectは地域におけるIT人材の育成と新たなビジネスの潮流を生み出すことを通じて、北海道の未来を切り開いていこうとしています。これからの活動に目が離せません。
会社情報
- 会社名
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SocialChangeLab合同会社
- 住所
- 北海道札幌市北区北13条西4丁目第一志水ビル
- 電話番号
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