地域おこし協力隊員への伴走支援を目的とした調査実施
地域を旅する大学、さとのば大学が新たに地域おこし協力隊員の支援に関する全国調査を開始しました。これは、協力隊員が地域での活動において自立し、成長するためにはどのような支援が求められているのかを明らかにすることを目的としています。
背景
近年、地域おこし協力隊という制度が注目を集める中、協力隊員の活動をより一層定着させるための支援が重要視されています。多くの地方自治体が新たに協力隊員を受け入れる中、彼らが地域で成果を上げ、自立した活動ができるようになるためには、伴走支援が不可欠です。この取り組みは、自治体の職員や実際に協力隊員として活動している方々にとって、地域への理解を深める貴重な機会となるでしょう。
アンケートの詳細
今回のアンケートは、全国の地域おこし協力隊員を受け入れる自治体の担当者および隊員本人を対象に実施されます。主な調査内容は、支援の実態や、協力隊員への具体的な支援方法、教育プログラムの効果などが含まれています。アンケートは2024年8月18日まで回答可能で、参加者には調査結果のまとめたレポートがプレゼントされます。
詳細な参加方法は以下のリンクから確認できます:
アンケート回答フォーム。
さとのば大学について
さとのば大学は、地域での学びを重視する新しいスタイルの大学です。キャンパスを持たず、地域に暮らしながら実践的な学びを提供しています。様々な地域で活躍する講師陣とオンラインでつながり、理論を学びつつ、地域での体験を通じて学びを深めることが特色です。
また、地域おこし協力隊や地域コーディネーター向けのプログラム「さマイフィールドコース」では、実践的な講義や伴走支援が用意されており、全国の協力隊員とのネットワーキングも盛んに行われています。さらに、さとのば大学は全国各地の15の地域と連携し、地域学習を通じて活性化を図っています。
アスノオトのビジョン
さとのば大学を運営する株式会社アスノオトは、地域と都市の新しい関係を築くために2015年に設立されました。地域の可能性を広げるために、教育と人材育成を軸に企業研修やコンサルティングも手掛けています。そして、協力隊員が地域に溶け込み、実績を上げられるよう手助けするための取り組みが強化されています。
地域おこし協力隊員の活動は、地域活性化に向けた重要な役割を果たすと同時に、彼ら自身の成長にも寄与するものです。今回のアンケート結果は、今後の支援策の見直しに活かされることが期待されます。地域の力を結集して、より良い未来を築くために、一人ひとりの声が大切にされることを願います。