文教大学の「英語Power Upセミナー」概要
文教大学教育学部では、英語学習をサポートするための新たな取り組み「英語Power Upセミナー」が行われています。このセミナーは埼玉県草加市にある中学校の生徒たちを対象とし、全6回にわたって英語の基礎力向上を図る内容で構成されています。大学生自身がプログラムの企画から授業の実施までを担当し、実際の授業が如何に行われているのかを詳しく見ていきましょう。
セミナーカリキュラム
2024年度のセミナーは以下のテーマで構成されています。
1.
第1回 (11月14日) -
My ルールを見つけよう! (助動詞でルールを楽しく作る)
2.
第2回 (11月21日) -
Let’s become shopping masters!(英語で比較して楽しく学ぶ)
3.
第3回 (11月28日) -
ベストな日本文化を伝えよう! (受動態で説明力をアップする)
4.
第4回 (12月5日) -
好きなことを共有しよう! (動名詞を使って話を広げる)
5.
第5回 (12月12日) -
近くの小さな幸せを見つけよう! (There 構文で説明する)
6.
第6回 (12月19日) -
素敵な予定を話そう! (不定詞を使って予定を伝える)
参加者の様子
セミナーは草加市内の12校から39名の中学生が参加申し込みをし、実際の授業が始まりました。第1回の授業では、助動詞に注目した内容で21名の生徒が参加。第2回では、比較級をテーマにした授業が行われ、14名の生徒が熱心に学びました。授業後には大学生が個別に生徒にアドバイスを行うなど、参加者が更に学んでいくためのサポート体制も整えられています。
学生からのコメント
参加した中学生からは次のような感想が寄せられています。
- - 「少人数なので質問がしやすく、今までわからなかったことが聞けた。」
- - 「スライドや例文が工夫されていて、とても分かりやすかった。」
- - 「例文のリピートが多く、覚えやすかった。」
- - 「楽しかったので、また参加したい。」
大学生には、実際の授業で生徒と接することで自信がつき、教えることの意義を再認識したという声も多く聞かれました。
コミュニティ大学との連携
また、この「英語Power Upセミナー」は地域の方を対象とした「コミュニティ大学」のプログラムとも連携しており、受講者にはさまざまな学びの機会が提供されています。大学生たちは異なる年代の方々と交流することで、新たな気づきを得ることができ、教育者としての成長につながっています。
文教大学の教育方針
文教大学教育学部は、今後も「人間愛」を基に地域社会との協力を通じ、「教育力」と「人間力」を兼ね備えた教育者の育成に努めていく方針です。教育の現場での実践的な経験を重視し、次世代の教育を支えるリーダーを養成し続けることでしょう。
各セミナーメニューの詳細や参加申し込みについては公式サイトから確認ができます。
文教大学は、教育の質を高めながら地域貢献に取り組む大学として地域社会に根付いています。