ITエンジニアの本音
2026-08-18 09:32:17

ITエンジニアが語る選考辞退の背景と本音とは?

ITエンジニアが語る選考辞退の背景と本音



最近の調査によって、ITエンジニアたちの選考辞退に関する本音が浮き彫りになりました。この調査は、株式会社キッカケクリエイションが実施したもので、221名のエンジニアを対象に行われました。調査結果によると、選考辞退をしたエンジニアの約71.2%が辞退の本当の理由を企業に伝えていないことが明らかになったのです。このデータは、企業が採用プロセスで見落としている重要なポイントがあることを示しています。

1. 辞退理由とその本音



調査の結果、エンジニアが選考を辞退する際の最も大きな決め手は「年収・待遇が希望と合わなかったこと」で24.0%がこれを挙げています。また、14.0%が「他社からより魅力的なオファーを受けた」と回答しています。しかし、辞退の本当の決め手を企業に伝えていない理由として、約48.2%のエンジニアが「角が立つのを避けたかった」と答え、正直に伝えられない事情があることがわかります。

選考辞退理由の背後には、年収や待遇の不一致だけでなく、面接官の態度や発言の問題もあります。特に、73.3%のエンジニアが面接官の発言や態度に違和感を覚えたという結果が出ており、その中の25.3%は「威圧的・高圧的な態度」を取られた経験があると述べています。このような体験が、選考辞退の一因となっているようです。

2. 企業に求める改善点



辞退した企業に対してエンジニアたちが求める改善点として最も多く挙げられたのは、「業務内容や役割の具体的な説明」で38.5%のエンジニアがこの意見を持っています。また、求人票と実態のズレを事前に解消することや、配属予定チームのメンバーや雰囲気を事前に共有してほしいという声も寄せられています。

加えて、調査で集まった自由回答には「求人票は実務担当者にレビューしてほしい」「悪い話こそ正直に話してほしい」といった意見もあり、見えない部分を隠さずにオープンなコミュニケーションを求める声が高まっています。

3. 復活オファーとその結果



興味深いのは、選考辞退後に「復活オファー」を受けた経験があるエンジニアが約39.4%に上ることです。その中で、復活オファーを受け入れたエンジニアは24.1%で、再度検討したが断ったというケースは43.7%でした。この結果もまた、企業側がどのようにエンジニアから見られているかを知るための参考となります。

まとめ



調査の結果からは、エンジニアが選考辞退をする理由の根底に複雑な事情が隠れていることがうかがえます。特に、企業が候補者の本音を把握できていないことが明らかにされました。このことは、今後の採用プロセスや面接体験を見直す必要性を示唆しています。候補者が安心して本音を伝えられる環境が整うことが、企業の採用競争力を高めるために必須だと言えるでしょう。

さらに、キッカケエージェントのような支援サービスがエンジニアと企業の間に立ち、より良いマッチングを実現するための役割を果たすことにも期待が寄せられています。


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