介護業界のデジタル化を加速する「出張タダスク」が100回を達成!
NPO法人タダカヨが主催するICT研修「出張タダスク」は、介護従事者向けの研修を全国で展開し、開催数が100回を超えました。この活動は、介護の現場が抱える人手不足やITリテラシーの差に対処するために始まり、多くの介護事業所や団体から支持を受けています。
開催の背景
介護現場では、利用者への支援時間を犠牲にする形で、多くの書類業務に追われているのが現実です。多くの福祉職は、ITに対する苦手意識を持っており、「何から始めたら良いのかわからない」といった悩みを抱えています。これらの切実な声に応える形で、タダカヨの研修が誕生しました。「出張タダスク」は、現場に特化したオーダーメイド研修で、各事業所のニーズに合わせた内容を提供します。
研修内容と特徴
「出張タダスク」は、タダカヨの講師が会場に足を運び、参加者それぞれのスキルレベルや業務内容に応じた研修を実施します。対面形式のため、受講者はその場で疑問を解決可能であり、内容がより実践的になります。研修は、全国の介護支援専門員協会や地域包括支援センターからも評価され、多くの地域で開催が進んでいます。
地域のニーズに応えた研修
多くの依頼が寄せられる背景には、地域の介護業務の効率化を図りたいためです。特に、個別に行った「タダスク」の体験者からの紹介が大きな要因となっており、参加者が自らの職場で学びを共有したいと考えるようになります。その結果、「出張タダスク」への期待が高まっています。さらに、SNSを通じて活動が広まることで、より多くの利用者が研修に参加するようになりました。
参加者の声
研修後、受講者たちは「明日から業務に取り入れられそう」との感想を多く寄せています。研修の内容が具体的でわかりやすいとの評価があり、参加者は自信を持って新しいツールを業務に活かす意欲を示しています。このようなフィードバックは、タダカヨにとっての大きな励みとなっています。
100回開催への感謝
今回の100回達成は、タダカヨ一団の力だけではなく、研修を企画・運営してくれた方々のサポート、参加者の意欲があってこその成果です。只今後とも、「お金をかけずに、より良い介護へ」というビジョンのもと、介護現場に寄り添いながら支援を続けていきます。
今後の展望
タダカヨの活動は、介護従事者がICTを効果的に活用することで、質の高いサービスを提供できる社会を目指しています。これからも「出張タダスク」を通じて、その輪を広げ、全国各地の介護現場でのDX推進に寄与していくことを約束します。より多くの介護従事者が、自信を持ってICTを利用し、豊かな介護サービスを展開できる未来を見据えています。
NPO法人タダカヨについて
NPO法人タダカヨは、「お金をかけずにより良い介護へ」をモットーに、介護事業所へのITツールの普及活動を行っている非営利団体です。人手不足に悩む業界で、介護現場に実用的なITツールを提供し、生産性を向上させることに努めています。