九州で猛暑対策の新たな手法を体感する展示会を開催
猛暑が続く日本において、何よりも重要視されるのが「熱中症対策」です。そこで、2025年6月18日(水)と19日(木)の2日間、福岡市の
マリンメッセ福岡にて「第6回九州猛暑対策展」が開催されます。この展示会は、猛暑対策に特化した製品やサービスを提供する専門展示会として、昨年の開催以来1年ぶりに新たな進化を遂げてお届けされます。
一般社団法人日本能率協会(JMA)の主催で行われるこのイベントは、業界の革新を促進し、参加者が実際に製品を体感できる「体感型」の特性を持つことが大きな特徴です。技術の進化に伴い、猛暑対策市場にも新たな製品が続々と登場しています。
労働安全衛生規則の改正
特に注目すべき点は、今年6月より新たに施行される労働安全衛生規則の改正です。この改正により、企業は熱中症対策をさらに強化することが求められ、違反時にはペナルティも科されることになります。具体的には、湿球黒球温度(WBGT)が28度または気温が31度を超える環境で、一定時間以上作業を行う場合、企業は“体制整備”や“手順作成”、“関係者への周知”を行うことが義務付けられます。
この改正を背景に、本展示会では企業向けの製品を中心に、一般の方々にも有益な情報が公開されます。正しい熱中症の理解と、暑さ対策を広めることが目的です。
展示内容と体験型ブース
会場には、ウェアラブルデバイスやアイススラリー、ファン付きジャケット、涼感スプレーなど、各種製品が展示されます。また、工場や建設現場での使用に特化した大型冷風機なども体験可能です。これらの製品を実際に手に取って体感することで、参加者は熱中症対策の必要性を強く感じ、その重要性を実感することができるでしょう。
展示会では、昨年の実績を超える約170社、210ブースが出展予定で、参加者は多様な選択肢から自分に合った猛暑対策の方法を見つけることができそうです。
詳細情報
開催概要
- - 会期: 2025年6月18日(水)10:00~17:00、19日(木)10:00~16:00
- - 会場: マリンメッセ福岡B館
- - 出展規模: 約170社/210ブース
- - 同時開催: 九州ホーム&ビルディングショー2025、九州建設開発総合展2025、九州災害リスク対策推進展2025、九州インフラ検査・維持管理・更新展2025
- - 主催: 一般社団法人日本能率協会
- - 公式サイト: 九州猛暑対策展公式サイト
お問い合わせ
展示会に関する照会は、
一般社団法人日本能率協会九州猛暑対策展事務局(田中)にお電話またはメールで行うことができます。
TEL: 03-3434-1988
E-mail:
[email protected]
猛暑対策の新たな可能性を探る貴重な機会となるこの展示会。是非、足を運んで、今年の暑さを乗り越えるための知識と手段を手に入れましょう。